【インタビュー】都啓一[Rayflower]が語る「『ENDLESS JOURNEY』はターニングポイント」

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■2019年は10周年に向けた体制に入りつつ
■どんどん磨きをかけていきたい

──そういう環境を作られたのは都さん自身ですからね。<TOUR 〜Endless Journey〜>は2019年1月5日の大阪なんばHatch公演でファイナルを迎えますが、どんなライブになりますか?

都:僕の中では、ある意味12月27日の東京公演(EX THEATER ROPPONGI)と、1月5日の大阪の両方がファイナルという感覚があって。今回大阪がファイナルになったのは、前回のツアーで大阪のライブが終わったあとに、「2019年1月の頭になんばHatchが空いていますけど、どうですか?」というお話をいただいたんですよ。それに対して「やるよ」と応えた。つまり、前回のツアーが終わる前から、次のツアーの話が始まっていたという(笑)。結果、なんばHatchに向けてがんばろうという気持ちになったし、最初に決まった新しい動きということもあって、大阪をファイナルにしたんです。そういう流れだったから、単なるファイナル以上に気合が入っていますね。東京公演も含めて、スペシャルなものにしたいという思いもあって。ライブ構成に関しては今回のツアーでやってきたことの集大成になるけど、それ以外の部分で来てくれた人に喜んでもらえるようにしたいと思っています。

▲Rayflower ※画像3点

──楽しみです。ツアーの前半でライブを観た方には、ツアーを経てどんなものに昇華されたかをぜひ体感してほしいですね。

都:本当にそう。ずっと同じセットリストで貫いた以上、それを観てもらわないと、という気持ちはあります。あと、ファイナルがそれまでと明らかに違うのは、音源をリリースしてからのライブということで。リスナーの皆さんに、また違った感覚で曲を聴いてもらえると思います。

──同感です。1月5日のツアーファイナルを経て、2019年はどんな年にしたいと思っていますか?

都:来年に向けてもうすでに動き始めていますし、実は2020年がRayflowerの結成10周年なんですよね。

──えっ?……考えてみるとそうですね。

都:そうなんですよ。本格始動が2014年なので、ファンの方々にはあまり10年という印象がないと思います……というか僕ら自身も10周年という感覚がないんです。2013年まではカウントに入れられないくらいの活動しかできてないし(笑)。とはいえ、最初期から応援してくれているファンや、ずっとお世話になっているスタッフもいますから、スルーするのはどうかと。なので、“あまり10周年と言えないかもしれないけど10周年記念”をやろうかなみたいな(笑)。“実質的に動き出したのは、ここ数年ですよ”と打ち出しつつ、みんなに感謝の気持ちを伝えるという形になる気がしますね。なので、2019年は10周年に向けた体制に入りつつ、ここ数年と同じように本当に自分達が胸を張っていいと言える音源を作って、ライブにもどんどん磨きをかけていきたい。そういう1年にしたいと思っています。

取材・文◎村上孝之


■ミニアルバム『ENDLESS JOURNEY』


2018年12月12日リリース
QAIR-10144 ¥2,000+税
01. 〜starting over〜
作曲:YUKI・都啓一
02. ENDLESS JOURNEY
作詞・作曲:都啓一
03. 憂いのFUNNY MAN
作詞:田澤孝介 / 作曲:IKUO
04. Fellow Soldier
作詞:田澤孝介 / 作曲:都啓一
※Vシネマ『仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング』PartI『仮面ライダーブレイブ&スナイプ』主題歌
05. Viola
作詞:田澤孝介 / 作曲:YUKI
06. 希望の歌
作詞・作曲:田澤孝介
07. 螺旋のピース
作詞:谷口悟朗・田澤孝介 / 作曲:都啓一
※コードギアス劇場版第3部『コードギアス反逆のルルーシュIII皇道』挿入歌

■<Rayflower TOUR 2018〜Endless Journey〜>

2018年12月27日(木) 東京・EXTHEATER ROPPONGI
2019年01月05日(土) 大阪・なんばHatch

■『ENDLESS JOURNEY』リリース記念イベント

2019年01月04日(金) 18:00〜 HMV栄店
2019年01月06日(日) 13:00〜 タワーレコード梅田NU茶屋町店
2019年01月06日(日) 16:00〜 HMV&BOOKS SHINSAIBASHI


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