【ライブレポート】焚吐、3周年記念ライブをみやかわくんも祝福「僕は僕のままで」
焚吐が11月26日、渋谷TSUTAYA O-WESTにて<焚吐 3周年記念ライブ〜リ・リ・リボーン〜”>を開催した。ひと回り逞しさを増した歌で満杯の観客を魅了した同公演のオフィシャルレポートをお届けしたい。
◆焚吐 画像
デビュー3年を振り返るような映像が投影されるステージに、バンドメンバーに続いて、焚吐が歓声の中を登場。デビュー曲「オールカテゴライズ」を幕開けに、前半は3年間の作品発表順に楽曲を披露していく。
曲が進むほどに観客との距離が縮まり、ハンドクラップはもちろん、促すまでもなく観客がコーラスをしたり、ちょっと呼びかけると大きなコール&レスポンスが起こったりと、焚吐自身がそれらをコントロールしているかのよう。場内の熱気は増していくばかりだ。
そうした流れの中でも、弾き語りで聴かせた「フューチャーソング」や、落ち着いた歌で引き込んだ「人生は名状し難い」はシンガーとしての彼本来のパワーが感じられるもの。歌のテンションが一段上がった「ハイパールーキー」から、フロア一面にタオルが旋回した「君がいいんです」など、さらに起伏に富んだ後半へと繋いでいく。
「今年は自分を解放することにこだわった1年。良いことも悪いことも全部強みにすると決めてこの場に立っています。僕は僕のままで歌います。歌い続けることでいつか、僕のような誰かが自分を肯定できるよう」──焚吐
と語って歌い出した「呪いが解けた日」から、ピアノだけをバックに亡き母への思いを歌った「魔法使い」が歌い終わる頃、すすり泣きがあちこちから聞こえていた。
アンコールでは盟友・みやかわくんを迎え、共作および共演した「神風エクスプレス」などをデュエットして沸かせ、ステージ上からお客さんとの集合撮影も。そしてライブは最新シングル「量産型ティーン」がフィナーレを飾った。
このステージで、2019年2月に2ndフルアルバムがリリースされることに加え、同年3月に東名阪ツアー<リアルライブ・カプセル Vol.4〜矛盾の旅〜>が開催されることも発表となっている。
取材・文◎今井智子
撮影◎達川範一
■ライブ<焚吐 3周年記念ライブ〜リ・リ・リボーン〜”>2018年11月26日@渋谷TSUTAYA O-WESTセットリスト
02. てっぺん底辺
03. 四捨五入
04. ロストワンの号哭 (※Neruカバー)
MC
05. 青い疾走
06. ティティループ
07. フューチャーソング
MC
08. 人生は名状し難い
MC
09. ハイパールーキー
10. 子捨て山
11. グリンプス・グランパ
12. 君がいいんです
MC
13. 呪いが解けた日
14. 魔法使い
15. 彼方の明日
16. 時速40000㎞の孤独
encore
17. 泣き虫レイニー (※ゲスト:みやかわくん)
MC
18. 神風エクスプレス (※ゲスト:みやかわくん)
MC
19. 量産型ティーン
■2ndアルバム『タイトル未定』
※詳細は後日発表
■東名阪ツアー<リアルライブ・カプセル Vol.4〜矛盾の旅〜>
OPEN16:30 / START17:00
2019年3月17日(日) 大阪 OSAKA MUSE
OPEN16:30 /START17:00
2019年3月22日(金) 東京 TSUTAYA O-EAST
OPEN18:15 /START19:00
▼スタンディング 4,000円 (税込)
※ドリンク代別途必要
※未就学児入場不可
一般発売:2019年2月2日(土)
【無料ファンクラブサイト“リアルタイム・カプセル”先行販売】
先行受付期間:11月27日(火)12:00~12月9日(日)23:59
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