【レポート】ちゃんみな、Licaxxx、Omodaka aka 寺田創一らが参加! 山手線がクラブになった日!?
2018年9月22日(土)、クラブミュージックファンにとって、いや日本の音楽ファンにとって記念すべき日になったと思う。東京の大動脈、山手線がクラブになった日だ。
13時18分大崎駅発の山手線に乗車するため、この日抽選で集まったおよそ300名の音楽ファンと100名の関係者たち。大崎駅はそれだけで異様な雰囲気だ。この日のために用意されたクラブ/ライブハウス仕様にデコレーションされた“RED BULL TRAIN”は、「レッドブル ミュージック フェスティバル ヤマノテループにお越しのお客さまにご連絡します」というアナウンスまでが特別仕様となり、一周62分のスペシャルパーティにふさわしいスタートを告げた。
▲Licaxxx by Keisuke Kato / Red Bull Music Festival Tokyo 2018
電車が走り出して早速ビートを刻み始めたのが乗車口をバックにDJプレイを行なったLicaxxx。DJブースと客の間がほぼ0cmという特殊な状況で、いつも以上にハイテンションな選曲で、4号車は通り抜けができないほど“満員電車”状態となった。
5号車は提灯やのれんなど和風にデコレーションされたフォトスポット車両になっており、車外から見える「なんだこれ感」はハンパないはず。ここではクラブのチルアウトスペースさながら、隣車両から聴こえる音を楽しみつつ、写真撮影を楽しめた。
▲Omodaka a.k.a Soichi Terada by Suguru Saito / Red Bull Music Festival Tokyo 2018
次にスタートしたのが、6号車で巫女の姿で現れたOmodaka(寺田創一)だ。携帯ゲームをはじめとしたライブ機材と“歌う液晶ディスプレイ”とともに、「Kira Kira Bishi」「キャラクシー刑事」などのパフォーマンスを行った。
▲ちゃんみな by Yusuke Kashiwazaki / Red Bull Music Festival Tokyo 2018
3号車のドリンク車両の先、2号車では2号車では“ちゃんみな”が「FXXKER」や「MY NAME」などの代表曲を、普段ではありえないシチュエーション&距離感でライブパフォーマンスを行った。ダンサーたちとともにほぼ満員の車両を縫うように“会場入り”した彼女、観客を最前列に連れ出すなど、こちらもありえないシチュエーションで、演者・観客共々楽しめた様子だ。
まるでクラブにいるかのように身体を揺らす人たち、ライブに声援をあげる人たち……しっかりとセッティングされたサウンドシステムのおかげも相まって、ここはまるでクラブかライブハウスかのようである。しかしここは、東京のど真ん中を走る山手線。音楽を聴きながら写真を撮ったり、通過する駅に向かって手を降ったり、非現実的な62分を各々が楽しんだ。何が起こるか分からない<RED BULL MUSIV FESTIVAL TOKYO 2018>、これからのイベントにも注目していただきたい。
<RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2018>
会場:都内各所(渋谷・新宿・上野など)
オフィシャルサイト: www.redbullmusic.com/tokyo #REDBULLMUSIC
※会場内での出演者及びライブの撮影・録音・録画等は禁止となります。
※客席を含む、会場内のオフィシャル映像及び写真は公開される場合がございます。
※実施内容は予告なく変更となる場合がございます。
※前売券は各イベントのウェブサイトからご購入いただけます。
※前売券が規定枚数に達した場合、当日券の販売はございません。
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