【インタビュー】Da-iCE 岩岡徹、和田颯ら演じるスノーホワイツ。「思い出深かったのはBLシーン」
Da-iCEの岩岡徹、和田颯らが出演している映像配信サービス「dTV」で配信されているdTVオリジナルドラマ『婚外恋愛に似たもの』。
本作は宮木あや子の小説をドラマ化したもので、容姿も職業も収入も性格も全く異なる5人の女性がアイドルオタクという共通点を通して人生を見つめ直す、“アイドルに恋をした 35歳オンナ”の本音を描くヒューマンコメディである。
◆インタビュー画像
岩岡徹、和田颯は太田将熙、増子敦貴、聖貴とともに、劇中に登場するアイドルグループ・スノーホワイツとして登場する。メンバーの神田みらいを岩岡徹、皐月ジルベールを和田颯、八王子を太田将熙、高柳主税を増子敦貴、大船眞秀を聖貴が演じている。このスノーホワイツは劇中歌「La La La...」のミュージックビデオや音源を配信するなど、ドラマを飛び出した活動も展開している。今回、スノーホワイツの5人へのオフィシャルインタビューが実施されたので、下記にて掲載する。撮影秘話や普段の活動とスノーホワイツの違い、さらには今後の活動について語られている。
◆ ◆ ◆
――今回、dTVオリジナルドラマ『婚外恋愛に似たもの』でスノーホワイツを結成して、この5人で演じてみていかがでしたか?
太田将熙:僕が演じる“八王子”は、益子(江口のりこ)さんの“理想の息子”っていう要素があったので、自分よりいい子にならないとっていうのは常にありました。実際の僕は理想の息子じゃないと思うので(笑)、少しでも“理想の息子”に見えるように細かい仕草を入れたつもりです。スノーホワイツの5人は、もちろんDa-iCEさんは知っていましたし、(増子敦貴と聖貴が以前所属していた)α-X'sも知っていました。しかも颯くんはプライベートでお会いしたことがあって、ご一緒できるのが純粋に楽しみでした。ダンスの部分ではDa-iCEさんから色々刺激を受けられるだろうって撮影前から思っていて、やっぱりすごかったですし、敦貴と聖貴からも歌だったり、色々な刺激を受けました。短い期間だったんですけど、自分の中では本当に色々な刺激をいただき、今後の糧になりました。
敦貴:Da-iCEさんは事務所の先輩で、聖貴くんは以前同じユニットで活動していて、将熙くんは初めてでした。SNSのアイコンを見たら濡れ髪だったので、クールな方なのかなって思っていたんですけど、実際はすごく明るくて、本当にハッチ(八王子の愛称)みたいだなって思いました。
敦貴:(再度質問確認して)楽しかったです!
一同:(笑)
敦貴:本当に撮影現場が楽しくて、メンバーにたくさんいじっていただけて幸せですし、女優さん方からも学ぶ事が多くありました。
聖貴:僕も将熙くんが言っていたように、ダンスの振り入れの時、今アーティストとして活動しているDa-iCEさんの覚えの早さや魅せ方を見て、すごく勉強になりました。演技の部分はドラマに出演するのが初めてだったので、どう演じればよいか現場で考えながらやっていたんですけど、5人で演技していくうちにだんだん5人で魅せる雰囲気が分かってきて。このメンバーで良かったなと思いましたし、それぞれの演技を見て次の演技のやり方を考えるのも勉強になりました。初のドラマ撮影でたくさん学ぶことができましたね。
岩岡徹︰特に思い出深かったのは、颯との絡みのシーンです。普段の日常生活だとないシーン(BLシーン)が結構多くあったので、やってみて面白かったです。Da-iCEとして7年一緒にいるので、そういった中でこういったシーンを演じるっていうのも新鮮で面白かったです。
和田颯:僕は最初から全員知っていたので安心した状態で現場に入ることができ、すごくやりやすかったです。でもやっぱり徹くんとのBLシーンが多かったのが印象的です。大喧嘩のシーンを撮影した後にBLシーンを撮影したんですよ。普通だったらBLシーンをやるっていうのは結構抵抗があると思うんですけど、その時、なぜか喧嘩よりBLの方がしっくりくるなって思って。この感情あってるのかなって不安になったところはありましたね(笑)。普段喧嘩の方がしないので。そう思ったら、なんかBLシーンの方がいつもの関係に近いんじゃないかって思いました(笑)。
和田颯:ずっと敦貴をいじっていました。
敦貴:いや本当に嬉しいです。僕に携わってくれて。
聖貴:敦貴は結構どこに行ってもいじられ役のキャラなんです。5人で撮影している時は、Da-iCEさんのシングル「FAKE SHOW」の発売時期だったので、振りを教えてもらったりして練習しました。
岩岡徹︰3人とも飲み込みが早かったです。
――5人で撮影の後にご飯にいったりは?
太田将熙:打ち上げの時に最後5人だけでご飯食べました。3次会ぐらいで。めちゃくちゃ楽しかったですね。ちゃんと普通にご飯とか食べながら話せる機会がなかったので、すごく楽しかったです。
――それぞれ印象的だったシーンも教えてください。
和田颯:徹くんとの喧嘩のシーンです。本気でやっちゃって、真っ赤になっちゃったり(笑)。それとカメラからの角度や、映り方はすごく勉強になりましたね。
聖貴:敦貴と二人で橋を通って、女優さん方に気づかれるというシーンです。その時花火大会が近くであって、ロケ地から花火が見えたんですよ。花火の音が入ったりして撮影が止まったりもしたんですけど、それが逆に印象深く、涼しい中で花火も見れてよかったです。
敦貴:みらきゅん(※岩岡徹演じる、神田みらい)にバックハグするBLシーンや喧嘩のシーンも印象深いんですけど、やっぱりライブシーンですね。スノーホワイツの単独ライブで「La La La...」を歌って踊るシーンがとても印象的でした。
聖貴:エキストラの方々が声援をたくさん練習してくださっていたのもね。
太田将熙:ラジオ収録のシーンもあったんですけど、その時何も情報を解禁していない中だったので何の撮影なんだろうみたいな感じだったと思うんですけど、サインボールを投げる時に「わー!」ってすごく盛り上がってくださって、すごく助かりました。5人の女優さんも一緒になって皆で撮影するのはそこが初めてだったので、色々なケミストリーが生まれた気がします。エキストラの方と、女優さんと、僕らで。
岩岡徹︰僕が印象的だったのは少し本編とずれますが、1日かけて撮ったミュージックビデオの撮影です。普段僕らがDa-iCEとして撮影する時と同じような感覚、同じような規模感、もしくはそれ以上でしたね。ひとつのドラマの中の作品とはいえ、すごくスタッフさんの熱量やチーム力を感じましたし、振り付けも楽曲もクオリティがとても高いなと思って、びっくりしました。走ってるシーンが一番大変でしたね(笑)。
――スノーホワイツと普段の活動で、役の違いはありますか?
和田颯:これまでミディアムでかっこいい系の曲のミュージックビデオで笑ったり走ったりしながら撮影することがなかったので、曲の歌詞の世界観とは違う感じの表現がアイドルっぽいなとは思いました。
太田将熙:僕が普段活動しているグループ・DearDreamは、歌も含めて本当にキラキラした感じなんです。でもスノーホワイツはアイドルグループだけどちょっとセクシーで大人な感じで。曲もどんな人が聞いても「ああ素敵だな」って感じられるものになっています。僕が普段している活動とは、魅せ方も全然違いますね。徹くんと颯くんは楽曲のイメージをすごく表現しているなって思いました。あまり大げさな動きをせずしっかりと、全体の雰囲気を邪魔しない、丁度いい部分で踊っているんだなというのをすごく感じて。それが曲を表現するアーティストとしては大事だなって。普段僕らは全員が歌うので、全員がそれぞれ自分を目立たせるパフォーマンスをしがちなんで、その違いが素敵だなって感じました。
聖貴:僕は今は個人で活動していますが、グループになると刺激ももらえるし、頼れるメンバーが周りにいることで人間的な部分での支えになります。あとはパフォーマンス面も含めて、やっぱり一人でやるより何人かでやったほうが個々の魅せ方とかも違うし、幅が広がるなっていうのは再確認できましたね。
敦貴:やっぱり振り付けが見どころです。サビの入りの指パッチンのところとか。全体的にかっこよく、おしゃれだなと思います。
岩岡徹:今回振り付けをしていただいたYWKIさんのダンスのスタイルがもともと好きで、Da-iCEを結成する前にレッスンを受けに行っていたこともあったんです。それからエイベックスでもレッスンを受けたりしていました。今回初めて振り付けしていただいたので、何か縁を感じましたし、このタイミングで仕事として出会えたのが嬉しかったです。なので振りを見て欲しいですね。
和田颯:振り入れの時はデモの音源でやっていたので、3人の声が入ってなかったんです。どんな感じになるのかなって思ってたんですが、曲が上がってきた時にとても曲と声がしっくりきていて、「え、めっちゃいいじゃん」ってなりました。
――レコーディングはいかがでしたか?
太田将熙:僕の普段してきたレコーディングスタイルとは違って、3人とも一緒にブースにいて代わる代わる歌いました。普段は一人だけで録って終わりなんです。でも今回はメンバーがずっと残っていて、それぞれの歌を聞きながらディレクターさんがアイデアを出してくださいました。「じゃあハモリこうしてみよう」とか、曲のテイスト的に「もう少し抜いた状態で」とか。いつもはもう少し感情を込めがちなんですけど、結構無機質な感じで歌いました。それがたぶん雪を表しているのかなと、そういう雰囲気もあるのかなと思っていたので。
聖貴:他の人の歌い方を聞きながらできたのが良かったし、やりやすかったです。それぞれの個性も少しは出したほうが良いと思ったので、前の人からどうバトンを受け継いで歌うかも考えました。
――劇中では女優さんがそれぞれスノーホワイツの中から“推しメン”を応援していますね。女優さんたちの印象は?
和田颯:僕が演じる皐月ジルベールが“推しメン”の山田真美を演じてくれている安達祐実さんは、テレビで見ていた人だったので「本物だ!」という感覚が大きかったです。顔が本当に小さくて、これは隣に並べないなって(笑)。本当にお綺麗ですごく気さくな方で、お写真も撮ってくださったりすごく優しい方でした。
岩岡徹:主演の栗山千明さんは僕の勝手なイメージだとクールな凛とした印象だったんですけど、実際お会いしてみると可愛らしい部分がたくさんありました。年上の女性のそういった可愛らしい部分ってすごい男としてキュンとくるなって感じましたね。それが俗に言うギャップなんですかね。大人っぽい方がそのまま大人っぽく女性らしくいるというよりは、そういう人たちが魅せるあどけない表情というか、少女のような表情というか、そういったものにキュンときました。
太田将熙:役者としてこの世界に入ったんですけど、人前でパフォーマンスするのが今は本当に楽しくて。そこに生きがいを見つけているので、何がやりたいとかに縛られず、エンターテイメントをもっと追求して歌にももっと挑戦していきたいなと思っています。人間的には常に謙虚でいたいです。あとは、海外にプライベートで行けていないのでずっと昔から行ってみたかったヨーロッパとか、アメリカのルート66やセドナとかパワースポットとかに、休みが取れたら勇気を出して行きたいなっていうのは常日頃思っています。普段日本にいるとずっと携帯をいじったりしちゃうんですけど、そういう環境から離れた中で色々と見つめ直し、刺激を受けたいんです。
敦貴:今後はダンス&ヴォーカルのグループを組んで、デビュー目指して頑張りたいなと思います。また、お芝居も本当に大好きなので、色々な舞台や映像作品にも挑戦して成長していきたいです。今回のように歌とダンスとお芝居ができる環境はなかなかないと思うので、今後もこういうお話があればぜひやりたいですね。
聖貴:僕もとにかく歌が大好きなので、グループを組んでデビューというひとつのスタート地点に立てるように頑張りたいです。演技はもともとあまり自信がないというか、苦手意識があったんですけど今回このドラマをきっかけに興味が出てきて、すごくいい経験させてもらったなと思っています。これからも演技や映像系のお仕事を続けていきたいなと思いました。
和田颯:ドラマや映像の仕事はこれからやっていきたいので、もっと現場に慣れていきたいです。あとはやっぱり基本はパフォーマーなので、ダンサーとしての感性はしっかり磨いていきたいですね。怪我をしない体を作っていけたらなと思います。
岩岡徹:個人的な目標ですが、ずっと思ってたんですけど、空気清浄機が欲しいです(笑)。なかなか手が出なかったんですけど、今年中に買うって言う目標があるので、空気清浄機を手に入れようと思いますね。
――ドラマも後半戦に入ってきます。ドラマの見どころとファンにメッセージをお願いします。
敦貴:今後、スノーホワイツのメンバーが登場してくるシーンも増えてきますし、どんどん物語の展開が面白くなっていきますのでぜひ最後まで楽しんでいただきたいです。
太田将熙:アイドルを追いかけるところに焦点を当てていますけど、ファン同士のドラマだったりとか、それぞれの家庭事情なども描かれています。純粋にヒューマンドラマとしても見れますし、しっかりと面白いコメディ部分もあり、笑って、もしかしたらほろっと泣けるかもしれない作品になっていますので、ぜひ見て欲しいなと思います。スノーホワイツのライブシーンも注目してください。きっと僕のことを知らない方もたくさんいると思うので、少しでも興味を持っていただけたらぜひ他のお仕事も見に来ていただけたら嬉しいです。
和田颯:1、2話を見ただけで「めっちゃわかる!」と共感している人もいると思うんですけど、オタクの文化を知らない方もこのドラマで「あ、このオタク用語こういう意味だったんだ」と理解できるようになっています。僕もそういう言葉に詳しくないので、一緒に学んでいきましょう!
岩岡徹:ストーリー自体がすごく面白いので、純粋に全話見ていただきたいですし、作品のクオリティがものすごく高いなっていうのも僕も見ていて感じますね。自分自身も配信を楽しみにしてるので、皆さんと一緒に次の話を楽しみに待ちながら見たいと思います。
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スノーホワイツ出演のドラマ『婚外恋愛に似たもの』は、毎週金曜にdTVにて配信中。本日7月27日より第7話が配信されている。
ドラマ『婚外恋愛に似たもの』
出演: 栗山千明、江口のりこ、平井理央、富山えり子、安達祐実
原作:「婚外恋愛に似たもの」 宮木あや子(光文社刊)
監督:新城毅彦
映画『ひるなかの流星』『四月は君の嘘』『潔く柔く』『Paradise Kiss』
TVドラマ『あすなろ白書』『南くんの恋人』『僕たちがやりました』
脚本:西荻弓絵 TVドラマ『ダブル・キッチン』『ケイゾク』『特上カバチ!!』『SPEC〜零〜』『民王』『女囚セブン』
エグゼクティブプロデューサー:上田徳浩(エイベックス通信放送)堀切八郎(関西テレビ放送)
プロデューサー:内部健太郎(エイベックス通信放送) 中畠義之(関西テレビ放送)尾上太基(関西テレビ放送)神山明子(メディアプルポ)
制作:関西テレビ放送
制作プロダクション:メディアプルポ
製作著作:(C)エイベックス通信放送
ドラマ特集サイト:https://video.dmkt-sp.jp/ft/s0007035
スノーホワイツ特設サイト:https://video.dmkt-sp.jp/ft/s0007037
ドラマ公式SNS:Instagram @kongai_renai / Twitter @kongai_renai
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