ジェフ・ピルソン「ロニー・ジェイムス・ディオから多くを学んだ」

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元ディオ/現フォリナーのベーシスト、ジェフ・ピルソンが、故ロニー・ジェイムス・ディオを偲び、彼はヴォーカリスト、ソングライターとして優れていただけでなく万能であり、彼から多くのことを学んだと称えた。

◆ロニー・ジェイムス・ディオ画像

ピルソンは、ジャーナリストClay Marshallとのインタビューでこう話した。「ロニーについて、みんな、彼がどれだけ素晴らしいシンガーだったのかは知っているが、彼が全ての面で偉大なミュージシャンだったこと、とてつもなく素晴らしいバンド・リーダーだったことを評価しているかは疑問だ。彼は決して拒否することも人々をガッカリさせることもなかった。みんなの気分を上げてたよ。バンドにおけるあらゆる面にあれだけ気を配っている人に俺は会ったことがなかった。彼からは多くを学んだ。いまでもツアーに出ると、彼のことが頭をよぎる。彼はそこで起きていること全てを把握していたから、彼を見て、彼と一緒にいたのは、すごい学習体験だった」「彼が万能だったと、人々は認識していなかったんじゃないかと思う。歌やソングライティング以上のものだ。全ての面でだったよ」

また、ディオの元メンバーが結成したラスト・イン・ラインのデビュー作『Heavy Crown』(2016年)および来年リリース予定のセカンド・アルバムをプロデュースしたピルソンは、ファーストが発表される直前に亡くなったジミー・ベインについてこう話した。「ジミーは大事な友人だった。彼を喪ったのは、本当に本当に苛酷なことだった。でも、ジミーがどれだけあのアルバムを愛し、興奮していたか知っている。自分がその(制作)チームの一員だったのは、友人としても、ミュージシャンである彼をリスペクトしていた者としても、満足感がある。すごく親しいと、その人に対し多少、親や家族のような責任感を持つものだろ。幸せになって欲しいって。僕は、ジミーが音楽面でハッピーだったのを知っている」

来年始める発表されるセカンドには、「友情やコラボレーションがいっぱいで、いい絆がある」という。

Ako Suzuki

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