マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、2018年夏に新作リリース予定

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ケヴィン・シールズが、現在制作中のマイ・ブラッディ・ヴァレンタインの新作について語った。

◆マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン画像

彼らは昨年、新しい音楽を作り始め、ロンドンやアイルランドのスタジオでレコーディングを行なってきたという。最初はEPを制作しようとしたが、シールズがあるコンセプトを思いつき、曲数は少なめで長くはないが、アルバムになりそうだという。

彼は『Rolling Stone』誌にこう話した。「いくつかの点において、やや単刀直入なところがある。(前作)『MBV』はより曲がりくねった感じで簡潔ではなかった」

「(1st)『Isn’t Anything』は形而上学的なアルバムで、すごく性的であり、狂気的なことを扱った作品だ。僕らがスクワット(不法に住み着いていた場所)に住んでいたときの日記みたいなものだった。(セカンド)『Loveless』はより私的だった。そして、『MBV』は何かの終わりのようだった。ノスタルジアな感覚がありつつ、どこかへ向かっていた。最後には切迫と緩みがあった。死と変化、そして世界で起きていることがテーマだった。優しさや温かさに魅かれるものの、変化は冷たく、ちょっと辛い。僕がいま作っているアルバムのテーマは、死と変化ではなくむしろ魂の自由だ」

聴力の問題によりレコーディングに時間がかかっているが、2018年夏にはリリースしたいと考えているそうだ。

Ako Suzuki
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