【公開質問状】＜BREAKERZ 10周年10番勝負＞に宛てた10の質問状──SHINPEI編

BREAKERZが明日1月21日のZepp Namba公演を皮切りに、＜BREAKERZ 10周年10番勝負 -VS-＞と題したツーマンライブを開催する。同公演はタイトルが示す通り、2017年にデビュー10周年を迎えるBREAKERZが“10”のアーティストと“10”本のツーマンライブを行うというものだ。

◆＜BREAKERZ 10周年10番勝負＞ 画像

先ごろ電撃発表されたGLAYの参加をはじめ、現在対バンが決定している8組はいずれもシーンの第一線で活躍しているアーティストばかり。GRANRODEO、SKY-HI、シド、MY FIRST STORY、Trignal、超特急、ゴールデンボンバーといったジャンルや世代を超越したうえ、意外性もはらんだアーティストとの対バンは、想像するだけでも胸が高鳴るというものだ。BARKSは、DAIGO、AKIHIDE、SHINPEIに、＜BREAKERZ 10周年10番勝負＞を10倍楽しむための見どころや意気込みを探るべく、質問状を送った。ライブ開催前夜に彼らから届いた回答をここに公開したい。DAIGO編、AKIHIDE編に続いて、ラストはSHINPEI編。

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【第一問】BREAKERZ は2017年にデビュー10周年を迎えます。10年と言えば、10年前に生まれた子供が小学校4年生に成長するほか、“10年ひと昔”“桃栗三年柿八年”なんて言葉もあるように長く重い月日を感じさせるものです。同時に、スシ職人の世界では“飯炊き3年握り8年”なんて格言もあるほど、熟練度の高さも示します。まずは、BREAKERZとして10年という年月が育んだものは何か？ お教えください。

SHINPEI：長く続けて行く事を目標として活動をしてきたわけではなく、とにかく目の前にある課題に全力で挑み続けて力を出し切った結果、10年が経ちました。年月の長さだけではなく、一年一年が非常に濃く実りのあるものだったというのが長く続けられている理由だと思います。

【第二問】これまでの10年間のなかで、特に思い出深いライブについて、そのエピソードを交えて教えてください。

SHINPEI：渋谷BOXXでのデビューライブです。緊張感と高揚感が凄くて、実は細かいエピソードは殆ど覚えていないんですが……（笑）。あのライブからBREAKERZが始まったと思うと、感慨深いです。当時は「MCは喋らずクールに行こうぜ！」というコンセプトを掲げていたと思うので、自分は一言も話さず黙々とギターを弾いてステージを去った思い出があります。

【第三問】ワンマンや対バン、そしてフェス等を含むイベントなど、ライブには様々な形態があります。BREAKERZが得意なカタチや、それぞれの取り組み方の違いについてはどのようにお考えですか？

SHINPEI：ワンマンではBREAKERZの魅力を最大限知ってもらうために、楽曲は激しいものからバラードまで幅広く用意します。MCでも各メンバーのパーソナルな部分を知ってもらえるよう、自由に喋ります。対バンやフェスでは短い時間でもBREAKERZの魅力が伝わるように、シングル曲を中心にわかりやすい楽曲を軸にセットリストを組む事が多いです。あとはボーカルDAIGOの巧みなトークで（笑）、ホーム／アウェイ関係なく皆が音楽を楽しめる空間を作れるのはBREAKERZの強みのひとつだと思います。

【第四問】いよいよ2017年1月21日より＜BREAKERZ 10周年10番勝負 -VS-＞がスタートします。タイトルの“VS”を含め、このツアーに込められたコンセプトや意図とは？

SHINPEI：日本の音楽シーンを彩っている、素晴らしい10アーティストとの共演です。せっかくやるなら良い意味で勝負したい！　お互いの音楽を全力で出しあって、刺激を与え合えればライブを終えた後に得られるものも大きいだろうと思います。

【第五問】出演バンドはBREAKERZメンバーさんと親交の深いアーティストばかり。そのメンツは底抜けにゴージャスなもので、一堂に会すれば巨大フェスを開催することもできたであろうことが予想されます。あえてZepp規模で、あえて2マンで、あえて数ヶ月間にわたって開催する、その理由をお教えください。

SHINPEI：1つ1つのアーティストとじっくり時間をかけて共演したい。それぞれのファン同士もライブの臨場感を肌で耳で感じてもらえるように、Zepp規模の会場で見て欲しい。そんな思いが込められています。

【第六問】ガチンコ対決となるであろう＜BREAKERZ 10周年10番勝負 -VS-＞には、リスペクトしている大先輩から今までありそうでなかった共演まで、様々な対戦が組まれています。出演バンドはどのような基準でセレクトされたのでしょうか？

SHINPEI：メンバーと親交があったり、このアーティストとやってみたい！という純粋な憧れを持っていたり……とにかくメンバーが心からリスペクトしているアーティストを基準にお声掛けさせて頂きました。

【第七問】現在まで8バンドが発表されている＜BREAKERZ 10周年10番勝負 -VS-＞ですが、各出演バンドについてSHINPEIさんよりBARKSユーザーにご紹介をお願いします（※馴れ初めやBREAKERZとの関係性、カッコいいと思っているポイントなど）。


▼GRANRODEO
楽曲が素晴らしくキャッチーで、どの曲にもギタリストの心を揺さぶるカッコいいフレーズが入っている。KISHOWさんとe-ZUKAさんの人柄も本当に優しくて面白くて、最高なグループです。


▼SKY-HI
AAAという大人気グループの枠を飛び越えて、さらに本格的なHIP HOPの世界で活躍している姿に感銘を受けます。実はSKY-HIさんがやっているラジオ番組、かなりの頻度でチェックしています！


▼シド
丁寧な日本語の歌詞をもとに、巧みなアレンジでロックからバラードまで幅広く聴かせてくれる素晴らしいバンドだと思います。同世代という事もあり何度か飲みの席でも乾杯させてもらって、今回やっと共演する事が出来て嬉しいです！


▼MY FIRST STORY
若さ溢れる熱い演奏とボーカル。間違いなく新しいロックシーンを作っているバンドのひとつだと思います。彼らの楽曲から刺激を受けて、自分の曲作りに反映させたりもしています。年齢は約10歳以上離れているような間柄ですが、BREAKERZは大人の色気で勝負します！


▼Trignal
声優界で大活躍されている三人が揃った、大人気のグループです。まだライブは観たことがないので、今回の共演でどんなミラクルが起きるか楽しみです！


▼超特急
昨年の音楽フェスで初共演したのですが、エネルギーに満ちたパフォーマンスに圧倒されました。バンド形式ではないグループですが、必ず分かち合えるものがあると思い今回のオファーに至りました。個人的にもライブDVDを自宅で観ているくらい今では大ファンです！　是非一緒にステージでバスケットボールがしたいです（笑）。


▼ゴールデンボンバー
フェスやTV番組で何度も共演し、そのユーモアさと楽曲の完成度の高さにはいつも驚かされています。今回はじっくりと2マンで戦えるので、彼らのライブも楽しみつつBREAKERZの持ち味も存分に出して本気の勝負をしたいと思います！


▼GLAY
初めてギターを持って練習した曲が「BELOVED」でした。それからも自分の音楽ライフにおいていつもGLAYさんの音楽がありました。間違いなく多大な影響を受けたアーティストです。そんな方々と共演出来るなんて今でも夢のようです！　一秒一秒を大切に、お互いの音楽を讃えあえるような時間にしたいです。

【第八問】＜BREAKERZ 10周年10番勝負 -VS-＞のために準備しているものはありますか？　筋肉増強やマル秘ステージドリンク、新機材の導入、ホスト役としてこんな用意を、などなんでも構いません。

SHINPEI：長いライブツアーでは健康なカラダが資本なので、スーパーフードを混ぜた果物入りヨーグルトを毎日食べながら健康管理しています！　もちろん筋トレは欠かせないですね。ビシっと引き締まった万全の筋肉で、ツアーに臨みたいと思います。

【第九問】＜BREAKERZ 10周年10番勝負 -VS-＞が今後のBREAKERZにもたらす変化もあると思います。開催直前の今、どんなものを期待していますか。

SHINPEI：10周年を迎える直前にこういったイベントを仕掛ける事で、自分達自身が物凄い刺激を貰えると思っています。その刺激は必ず今後の楽曲作りやライブのパフォーマンスにも反映されるはずです。10周年以降も、さらに成長したBREAKERZが見せ続けられればと思っています。

【第十問】最後に、＜BREAKERZ10周年10番勝負＞へ向けた意気込みと見どころをお願いいたします。

SHINPEI：10本どのライブもその日しか味わえないスリルと臨場感に満ちた時間になるはずです。共演アーティストの事は本当に尊敬していますが、ライブ当日はガチで勝負！　本気のBREAKERZでぶつかっていくので、楽しみにしていてください。

構成・文◎梶原靖夫（BARKS）





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