ビリー・ジョエル「スプリングスティーンのバイク故障、僕のせい」

ブルース・スプリングスティーンが退役軍人の日である11月11日、ツーリングに出かけ、バイクが故障し退役軍人のグループに助けられたことがニュースになったが、そのバイクはビリー・ジョエルの自作でスプリングスティーンへ贈ったものだったという。

◆ビリー・ジョエル画像

バイクが壊れ道端で立ち往生していたスプリングスティーンは、退役軍人のライダー達に気づいてもらえ、彼らのバイクの後ろに乗って家の近くまで戻ることができた。

この出来事を知ったジョエルは月曜日（11月21日）、NYで開いた公演でスプリングスティーンの「Born To Run」を歌い、「国中でニュースになっていた。ブルースのバイクが壊れたって…。僕はそれを読んでいて、“ああ、僕が彼のために作ったバイクじゃありませんように”って思っていた」と話した。

そこでスプリングスティーンに電話を入れたところ、「君が作ってくれたものだよ」と言われたそうで、謝ると、「気にするな、クールだったよ。彼らに会い、楽しい時間を過ごしたよ」と言われたとの逸話を明かした。

スプリングスティーンを助けたDan Barkalowさんは当時、「バイカーは協力し合わなくてはいけない。（立ち往生している）男性がいたので助けが必要かどうか、停まったら、ブルースだった」と話していた。彼らはスプリングスティーンを地元のバーまで送り、お迎えが来るまでの間、彼との会話を楽しんだという。

Ako Suzuki