ブルース・スプリングスティーン、自伝が全英“本のランキング”1位に

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ブルース・スプリングスティーンのコンピレーション・アルバム『Chapter And Verse』は僅差で全英1位を逃したが、自伝『Born To Run』が今週、初登場で英国のオフィシャル“本のランキング”の1位に輝いた。

◆『Born To Run』画像

ミュージシャンの自伝がトップに輝くのは、シェリル・コールの『My Story』(2012年)以来だという。Nielsen BookScanによると、ボスの自伝(ハードカバー)は先週火曜日(9月27日)に出版されてからその週末までの数日間で3万7,000冊以上が売れたそうだ。Amazon UKのベストセラー・ランキングでも1位に輝いている。こちらでは、ハードカバーが1位、キンドル・エディション(電子版)が2位、オーディオ・エディションが4位と、すべてのフォーマットが上位につけた。

出版社のSimon & Schusterは、「ブルース・スプリングスティーンが、ソングライター、ミュージシャン、パフォーマーと同様、作家としても優れていることを証明した」とコメント。全国展開する大手書店は、クリスマス・プレゼントとしてこの先さらにセールスを伸ばすかもしれないと話している。

コンピレーション・アルバム『Chapter And Verse』はこの自伝のサウンドトラック的存在となっており、ティーンエイジャーだったスプリングスティーンのギターとヴォーカルをフィーチャーしたThe Castiles時代の2曲に始まり、『Wrecking Ball』(2012年)のタイトル・ソングで終わる。これまでリリースされていなかったキャリア初期の5曲も収録されている。

Ako Suzuki
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