デジタルのクリアさとアナログ真空管の柔らかさが融合、ルックスもかわいいハイレゾ真空管ハイブリッドアンプ「QS-9」
ハイレゾUSB DACを搭載した真空管ハイブリッドアンプ「QS-9」が、MJTSの「Soundfort」ブランドより発売された。USB DAC搭載真空管ハイブリッドアンプ「Q9」の進化版として、よりシンプルに、よりピュアに、 「心地よい音をより気軽に愉しみたい」というSoundfortブランドのポリシーをさらに追求したモデルだ。
「QS-9」は、プリ段に真空管バッファー、出力段にパワーアンプICという構成の真空管ハイブリッドアンプに、96kHz/32bit、DSD64対応ハイレゾUSB DACを搭載(DSD64のネイティブ再生はWindowsのみの対応。Windowsに専用のASIOドライバ、DSD対応ハイレゾ再生のインストールが必要)。2系統のライン入力も搭載し、パソコン上のハイレゾ音源やポータブルプレイヤーの楽曲を、真空管の柔らかで繊細かつ艶のある力強いサウンドで、気軽に楽しめる真空管ハイブリッドプリメインアンプだ。
前モデル「Q9」からの変更点は、シンプルでピュアな真空管ハイブリッドアンプとしてより永く使えるようMP3プレイヤーを外したこと、アナログ回路の見直し、操作パネルの改良など。音質、使い勝手ともにブラッシュアップしている。
USB DAC部は前モデル同様、USBコントローラーに「SA9027」を、DACにはTI社製「PCM5102」を採用。PCM16bit~32bit/44.1kHz~96kHzおよびDSD64(2.8MHz)ネイティブ再生に対応(DSD64ネイティブ再生はWindowsのみ)。パソコンからのデジタル信号伝送時に生じやすいジッター(信号のゆらぎ)の影響を抑える「アシンクロナス(非同期)転送モード」を採用し、よりピュアな音質を実現した。
アナログ入力は、2系統のライン入力を本体背面に搭載。据置CDプレイヤーからのアナログ出力の接続と、デジタル・オーディオ・プレイヤーなどをステレオミニケーブルで接続しての同時利用にも対応する(入力セレクタで切替)。ヘッドホン端子は3.5mmステレオミニジャックとなっている。サイズは幅200mm×奥行140mm×高さ92mm、重量は約1.7kg。USBケーブルが付属する。
▲側面にはステレオミニのヘッドホンジャック、Mini USB B端子を、背面には2系統のライン入力とライン出力を備える。
製品情報
価格:34,900円(税別)/直販価格31,300円(税別)