ドッケン、日本で再結成
ドッケン/フォリナーのジェフ・ピルソンが、公式ブログでオリジナルラインナップ再結成についてコメントを発表した。
◆ドッケン画像
「最終的にドン・ドッケンはギタリストのジョージ・リンチとドラマーのミック・ブラウンと私ベースのジェフ・ピルソンの4人で、6公演classic DOKKEN再結成を日本でこの秋やることに同意した。(10/8ラウドパーク含む)」
──これまでの経緯は?
ジェフ・ピルソン:まず最初に、1980年代にドッケンのチーフクルーだったTom Mayhueが日本のクリエイティブマンにコンタクトを取り、そしてメンバーにもオリジナルラインナップでリユニオンができるか確認して来たんだ。そのオファーがバンドにとってビジネスとして儲かる事なら同意しようという流れになり現在にいたった。私はフォリナーのスケジュールの調整もあったのでそこが一番の問題だったが、なんとか調整できた。
──日本では『DOKKEN Live '95』の評判がとても良かったのが、今回オファーが来たひとつの理由では?
ジェフ・ピルソン:それだけが理由とは思わないけれど、確かにその時のライブは良かった。魔法にかかった様な気分だったし、レコーディングも良かったし当時のウドーのお陰もあって日本で良くできた事は確かだね。今回の日本ツアーでは勿論クラシック(昔のドッケンの曲)は演奏するよ。だけど今までやった事のない曲、もしくは長い間やっていない曲を演奏しようと思っている。アコースティックの曲を4曲やることは、もう皆で話し合ったんだ。凄いショーになるだろうね。日本に行く前に我々はリハーサルをアメリカで行うんだ。時間的に余裕があるわけではないけれど、みんな一生懸命だよ。リハーサルは全く問題ない。ミックは2012年にT&Nレコードの仕事でプレイしていたけど、それも素晴らしいプレイだったし、我々には家族の様なお互いの愛があるからね。皆が思っている様な心配事はないよ。実はジョージが2日前に俺の所に来て、2曲ほど曲を作ってドンに送ったんだ。ツアーに行く前にその曲がパッケージでリリースできればいいなと思っているだけどね。このまま再結成してワールドツアーに出ないのか?と色んな人に聞かれるんだけど、2017年はフォリナー40周年でスケジュールが一杯なんだ。ドンも今の時点では日本でやること以降のことは考えてないと思うな。
──ジェフはプロデュース業も行っていますよね。
ジェフ・ピルソン:ラスト・イン・ラインのデビューアルバム『Heavy Crown』のプロデュースが好評だったから、ウォレントからもこの冬一緒にやってほしいというオファーがあるんだ。彼らと一緒にやるのは楽しみだね。もちろんラスト・イン・ラインの次のアルバムもプロデュースするよ。ジョージと一緒に曲を作るのも楽しいね、もしドッケンでリリースできなければ何か別でT&Nレコードから出すのもありかもしれない。今後10年はプロデュースや曲を書いたりテレビや映画のジングルの仕事ができればハッピーだなと思っているんだ。ツアーが近くなれば、また色んな情報が更新されるから、チェックして欲しいな。
Sayaka Shiomi
◆ジェフ・ピルソン・オフィシャルブログ