UKチャート、ラスト・シャドウ・パペッツ1位、BABYMETAL初のトップ20

今週の全英アルバム・チャートは、ラスト・シャドウ・パペッツのセカンド・アルバム『Everything You’ve Come To Expect』が初登場で1位に輝いた。彼らにとってデビュー・アルバム『The Age Of The Understatement』（2008年）に続く2枚目の全英初登場1位となる。

◆BABYMETAL画像

2位には、シングル「7 Years」が2月中旬から5週連続でトップに輝いたルーカス・グラハムのセルフ・タイトル・セカンド・アルバムが、3位にはペット・ショップ・ボーイズの13枚目『Super』がチャート・インした。ペット・ショップ・ボーイズは1986年にデビュー以来、13枚のスタジオ・アルバムすべてが全英トップ10入りしており、そのうちの7枚がトップ3（トップ5は10枚）をマークしている。

春のラッシュ・リリースの今週は、このほか、アメリカのハード・ロック・バンド、ブラック・ストーン・チェリーの5枚目のスタジオ・アルバム『Kentucky』が5位に、歌手／タレントのアレッド・ジョーンズの新作『One Voice』が6位に初登場した。ブラッド・ストーン・チェリーは本国より英国で人気が高く、セカンドから4枚目まで3枚続けてUKナンバー1に輝いたが、今回、それを更新することはできなかった。

またトップ10圏外ではあるが、BABYMETALの新作『Metal Resistance』が15位にチャート・インしている。前作『BABYMETAL』のUKでの最高位は103位。この2年で知名度も人気も急躍進し、初のトップ20ヒットとなった。全英チャート史上、日本人のバンドとしては最高位だという。


シングル・チャートは、マイク・ポズナーの「I Took A Pill In Ibiza」が4週連続で1位をキープした。2位にはSiaの「Chap Thrills」が4位から浮上。代わって、フィフス・ハーモニーの「Work From Home」が2位から3位へダウンした。

今週新たにトップ10入りしたのは、ノルウェー出身の18歳の新鋭DJ／プロデューサー、アラン・ウォーカーの「Faded」（7位）のみだった。

Ako Suzuki