エンニオ・モリコーネ、ハリウッドの星に
いままで無かったとは驚きだが、今月終わり、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムに、作曲家エンニオ・モリコーネの星が誕生する。
◆エンニオ・モリコーネ画像
2月26日に開かれる除幕式には、クエンティン・タランティーノ監督、ミラマックスの設立者ハーヴェイ・ワインスタインらが出席するという。モリコーネも、その数日前に開かれるアカデミー賞に出席する予定で、除幕式にも姿を見せるのではないかと期待されている。
500曲近くを作曲してきた映画音楽の巨匠は、これまで『天国の日々』(1979年)、『ミッション』(1987年)、『アンタッチャブル』(1988年)、『バグジー』(1992年)、『マレーナ』(2001年)、そして今年『ヘイトフル・エイト』で計6回、アカデミー賞にノミネートされている。2007年には名誉賞が贈られた。
アカデミー賞は獲っていなくとも、『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』『狼の挽歌』『真昼の死闘』『華麗なる相続人』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』など名曲は数えきれない。
87歳と高齢ではあるが、コンサート活動も続けており、火曜日(2月16日)にはロンドンのO2アリーナで指揮を執った。
『ヘイトフル・エイト』はアカデミー賞の前哨戦といわれるゴールデン・グローブ賞で作曲賞を受賞しており、アカデミー受賞、星の誕生とダブルでお祝いしたいところだ。
Posted by Maestro Ennio Morricone on 2013年11月30日
Ako Suzuki
この記事の関連情報
『モリコーネ 映画が恋した音楽家』、DJイベント<ラ・カーサ・デ・ムジカ featuring ENNIO MORRICONE>開催
『モリコーネ 映画が恋した音楽家』、モリコーネからトルナトーレ監督へ “サプライズプレゼント”&メイキング映像も解禁
ジュゼッペ・トルナトーレ監督による音楽ドキュメンタリー『モリコーネ 映画が恋した音楽家』
パゾリーニ生誕100年記念、エンニオ・モリコーネ劇伴『テオレマ4Kスキャン版』、マリア・カラス主演『王女メディア』2作品公開&予告編解禁
ジュゼッペ・トルナトーレ監督がマエストロの秘密に迫る珠玉のドキュメンタリー『ENNIO(原題)』、2022年3月日本公開決定
エンニオ・モリコーネ、未発表音源7曲を含む激レア音源を収録した『モリコーネの秘密』リリース決定
ジョーダン・ルーデス、エンニオ・モリコーネを追悼し「Cinema Paradiso」を演奏
エンニオ・モリコーネ、この秋、英国でのラスト・コンサート開催
イル・ディーヴォ、プレミア試聴会の緊急募集