【インタビュー】コロプラ浅井Pが抱く白猫プロジェクトのさらなる可能性=“CDデビュー”の真意
■ゲームを一本作るときと同じ気持ちで
■今回のCDに取り組みました
浅井P:そうですね。最初は、学園モノというだけあり、すごく校歌らしい校歌を作りたかったんですよ。それをひとつのファンアイテム的なものに出来たらいいなと思っていたのが、作っていく中で、それだけでいいのか?と思うところもあって。校歌として素晴らしいものを作っていただけましたし、CDをファンアイテムとして持っていただいても構わないんですけども、「茶熊学園」がキッカケになって『白猫』を好きになっていただくケースがあってもいいでしょうし、もっと広がって行くためのキッカケとしてしっかり考えないといけないなと思いまして。そこからもう一歩踏み込んだものを作ろうということでテーマソングが出来たんです。
──そういう流れで「微力ながらGO!」ができたんですね。具体的にはどういう曲にしたいと思っていましたか?
浅井P:白猫らしさ、茶熊らしさ、学園らしさというものがそれぞれ欲しいと思っていて、それがうまい具合にミックス出来たと思います。ただ、僕はポップスに関しては結構ミーハーというか(笑)。友だちが聴いているから好き、周りで流行っているから好きっていうぐらいの感じなんですよね。普段は、当然ゲームが好きなのでゲーム系の曲は聴きますけど、昔ピアノをやっていたのもあって、クラシックやジャズを聴くことが多かったので、曲を作るにあたってお客様が求めているものをちょっと掴みかねるところがあったんです。でも、普遍的なところはわかっているつもりではいましたし、あとは、社内でとにかくいろいろ意見を聞きまくりました。ミーハーな人から、自分でバンドをやっていたり、アニメのライブに行きまくっていたりするコアな人にまで聞き回って、このCDを最高のものにするために、ある種ゲームを一本作るときと同じ気持ちでやってましたね。曲も本当にすごくいいものを作っていただけましたし、最後の最後には、コーラスをもうちょっと足してほしいとか(苦笑)、いろんなオーダーをさせていただいたので、お応えいただけて本当にありがたく思っています。
──CDには「ミニドラマ『校歌の歌詞を考えますよー!』」というゲーム内のキャラクター達が登場するボイスドラマも収録されています。これは『白猫』に登場するキャラクター達それぞれが、個性的でしっかり立っているのもあって、ボイスドラマは絶対に入れたいという想いもあったんですか?
──浅井さんについてのこともお聞きしたいんですが、先ほどすごく気になったんですけど、ピアノを習っていらっしゃったんですね。
浅井P:はい(笑)。母親がピアノの先生なんですよ。プロ級の先生というよりは、近所の子供に教える先生だったんですけども。僕も幼稚園の年中ぐらいから弾き始めて、年長で発表会デビューをして、小学校の合唱コンクールで伴奏をしたりもしましたね。中3まではやっていたんですが、高校になったら発表会にだけ出るようになり、それ以降はあまり弾いていないんですけど、ピアノに関することは結構いろいろやっていたと思います。
──音楽としてはクラシックやジャズを聴かれていたと。
浅井P:普段自分が聴く一般的なポップスとかも、そっちのほうに寄って行ったかなと思います。最近の方ですと、平井堅さんとか。わりとジャズ調のものをやられていたり、Ken's Barとかもやられていますけど、ああいったものは今でもよく聴いています。青春時代はスピッツやミスチルが流行っていたので好きでしたし、大学に入ってからはASIAN KUNG-FU GENERATIONとか、BUMP OF CHICKENが流行っていたので、その辺りはかなり聴いていましたね。
──意外な一面も分かったところで、最後に、今後は『白猫プロジェクト』でどういう展開を考えていらっしゃいますか?
浅井P:もちろんゲームに関しては、これまで以上にお客様に楽しんでいただけるように必死になって作っていきますが、ゲームの外側のところといいますか。たとえば楽曲で楽しんだり、たまにはレジャー感覚でカフェや温泉に行ったりするように、生活の中での『白猫プロジェクト』のありようを、もう少し広げて行きたいと思っていて。もちろん楽曲に関しても、第2弾、第3弾とお話がまとまっていけばやりたいな思っていますし、エンターテイメントとしての『白猫プロジェクト』をもう一歩先に進ませたいと思っています。
浅井P:音楽のイベントは初めてなのでドキドキしているところはあるんですけども、昨年「白猫フェス2015」というものをやらせていただいたときに、すごく盛り上がることができて。開発者とユーザーみたいなところを超えた何かがそこにあったと思ったんです。あのときはゲームを介してでしたが、今回は楽曲を通してみなさんと盛り上がれたらと思っていますし、もちろんゲームのイベントでもあるので、『茶熊学園』の新情報を持って行こうと思っています。満足感のあるイベントにしたいなと思っておりますので、是非ご来場いただければと思います。
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2016年1月31日(日) ラゾーナ川崎プラザ2Fルーファ広場グランドステージ
15:00スタート
[出演者]
中島ヨシキ(ザック)、下田屋有依(ミラ)、本多陽子(カモメ)、三浦勝之(クライヴ)、浅井P(『白猫プロジェクト』プロデューサー)
[イベント内容]
トーク&ミニライブ&特典会 ※トーク&ミニライブは観覧フリーとなります
[CD販売]
当日14:30~ ラゾーナ川崎プラザ2Fルーファ広場特設即売所
※優先観覧エリア入場整理券の配布はございません。
■イベント詳細ページ http://wmg.jp/artist/chaguma/news_68067.html
※イベント内容は変更になる場合がございます。予めご了承ください※
[イベントに関するお問い合わせ]
平日のお問い合わせ:ワーナーミュージック・ジャパン:03-6439-8600(代) 受付時間 10:00~18:00
土日のお問い合わせ:HMVラゾーナ川崎:TEL044-520-8160 受付時間 10:00~21:00
※会場への本イベントのお問い合わせは、ご遠慮頂きますようお願い申し上げます。
▲初回限定アクリルストラップ同梱盤
▲通常盤
▲初回限定盤特典 アクリルストラップ イメージ
2016年1月27日(水)発売
■初回限定アクリルストラップ同梱盤
WPCL-12273 ¥2,100(+税)
■通常盤
WPCL-12274 ¥1,200(+税)
[トラックリスト]
M1.微力ながらGO!
M2.ミニドラマ『校歌の歌詞を考えますよー!』
M3.校歌斉唱!私立茶熊学園
M4.微力ながらGO!(カラオケ)
M5.校歌斉唱!私立茶熊学園(カラオケ)