最上川 司、東北ソングカバー集に英語版「まつぽいよ」も
山形県出身の最上川 司が、11月25日に東北地方のご当地ソングを集めたカバーアルバム『奥の唄道』をリリースすることが明らかになった。
本作のタイトルは、江戸時代の俳人 松尾芭蕉が執筆した東北・北陸の紀行作品『おくのほそ道』へのオマージュ。「北国の春」「みちのくひとり旅」「南部蝉しぐれ」などのほか、NHK東日本大震災プロジェクトの復興支援ソング「花は咲く」などが収録される。また、“演歌には興味があるが歌詞の内容もちゃんと味わいたい”という海外のリスナーからの熱いリクエストに応え、ボーナストラックとしてデビューシングル「まつぽいよ」の英語バージョンも収録予定だという。
「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。」(月日というのは、永遠に旅を続ける旅人のようなものであり、来ては去り、去っては来る年もまた同じように旅人である。)という『おくのほそ道』の序文の旅人のように、最上川は故郷への想いを胸にして世界へ向けて旅に出る。
「日本全国の演歌が大好きですが、特に故郷の東北の唄をうたっているときは母親に抱かれているような特別な想いが湧いてくるような気がします。」──最上川 司
Cover Album『奥の唄道』
UPCY-7072/3,240円(税込み)
[収録予定曲]
北酒場
津軽海峡冬景色
北国の春
まつぽいよ(英語ver)
みそ汁の詩
望郷じょんから
南部蝉しぐれ
花は咲く
津軽平野
みちのくひとり旅
北の花嫁
他