ザ・フー、ロジャー・ダルトリーの病により北米ツアーを延期

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ザ・フーが、フロントマン、ロジャー・ダルトリーの体調不良により、今月スタート予定だった<THE WHO HITS 50!>北米ツアーの全日程を延期した。

◆ザ・フー画像

ツアーは9月14日に始まる予定だったが、先週、ダルトリーがウィルスに感染したため最初の4公演を延期すると発表していた。その期間に回復するものと思われたが、さらなる検査の結果、ウィルス性髄膜炎を患っているのがわかったという。快方に向かっているものの、休養が必要との医師からの忠告に従い、12月中旬までの全ての公演を延期することになった。

ダルトリーは「このような形でファンをガッカリさせてしまい、僕ら、とても申し訳なく思っている。この4週間、僕は病院を出たり入ったりしていて、ウィルス性髄膜炎と診断された。回復しつつあり、気分もかなり良くなったが、全快するにはある程度の時間が必要だ。医師には完治するが、年内はツアーをすべきではないと言われた」

ピート・タウンゼントによると、ツアーは2016年春に再調整する予定だという。「この50年僕らをサポートしてくれたファンのみんなに謝罪する。ロジャーが完治したら、僕ら、これまで以上にパワフルになって戻ってくる。そして、忘れられないショウにする」

ザ・フー最後のツアーといわれる<THE WHO HITS 50!>は2014年11月にスタート。今月始まるはずだった北米ツアー第2弾がラストランだった。

お大事に。

Ako Suzuki
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