【ライブレポート】<聴くライブ>星野みちる、ビタスイ、ももちひろこが届けた癒やしのステージ

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6月30日、横浜市市民文化会館・関内ホール 小ホールにて<「聴くライブ」by YOKOHAMA STAGE>が開催された。本イベントは、ガールズミュージックイベントには珍しく、ペンライトやサイリウムの持ち込みが許可されておらず、全席着席スタイルでゆったりと音楽を聴くというコンセプトのもとに行なわれたものだ。第一回目となる記念すべきこの日、星野みちる、Bitter & Sweet、ももちひろこの3組が出演し、集まったファンに優しい歌声を届けた。

◆<「聴くライブ」by YOKOHAMA STAGE>ライブ画像

トップバッターは星野みちる。ゆっくりとステージ中央まで歩いてお辞儀をしてからピアノの元へつき、弾き語りで1曲目「ガンバレ!」がスタート。続けて2曲目「オレンジ色」をしっとりと歌い上げた。


「どうもありがとうございます。普段はカラオケとかDJの人が一緒にいたり、たまにバンドでやってみたりするんですけど、今日はせっかくの“聴くライブ”ということで、こういうコンセプトは私は初めてだったのですごいおもしろいなあと思って。せっかくだから、ピアノの弾き語りを中心に今日はやっていこうかなと思います。」とイベントへの意気込みを語った星野は、唐突にマッサージの話題へ。

「昨日、マッサージに行きました。もうね、身体がバキバキすぎて。今月は、今まで以上にたくさんライブをしたんですね。いろんな地方に行ったりして。福岡、長崎、熊本とか行ったりしてすごい楽しかったんですけど。すごいあがり症で、すごい緊張するので気が休まらなくて。最近新曲も作ったりしてて、アルバムの制作もしてて。レコーディングを今やってる最中なんですけど。だから、寝ても寝ても疲れがとれなくて(笑)マッサージ60分もやってきました。どうでもいいね(笑)」というエピソードで会場の笑いを誘った。


星野は、初めて見る人も楽しんでいってほしいと語り、バラード曲「Wish on a Starry Night」へ。演奏が終わるとピアノを離れ、ステージ中央で「今日は平日のこんな早い時間から、こんなにたくさんの皆さんに集まっていただいてすごく嬉しく思っています。最初から見てくれてどうもありがとうございます。」と感謝を述べると大きな拍手が起こった。

続く「彼のアイリッシュ・セッター」は全身でリズムをとってステップを踏みながら軽やかに披露。「それじゃあ、最後は盛り上がっていきたいと思います!聴いてください!『恋のファンフェアー』!」と元気よくタイトルコールを行ない、ラストナンバーへ。イントロが流れ出すと自然に手拍子が起き、星野はダンスをしながらとびきりの笑顔を見せて会場を盛り上げた。「このあとも楽しんでいってください!バイバイ♡」とかわいらしく挨拶を述べた後、ステージ袖に入る瞬間に再び観客に向き直り手を振った姿からは、星野の誠実な人柄を感じることができた。

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