アカシック、タワレコのイベント中にプロレスが始まる。

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6月3日に「unBORDE」よりメジャーデビューミニアルバム『DANGEROUS くノ一』(デンジャラス・クノイチ)をリリースした「アカシック」が、昨日6月7日にタワーレコード渋谷店でリリース記念のインストアイベントを行った。

◆アカシック 画像

超満員のタワーレコード渋谷店内にて、まずはアルバムタイトルにひっかけた“DANGEROUS”なゲストとして、人気プロレスラー「男色ディーノ」選手を招いたトークショーが行われた。男色ディーノと言えば、プロレス団体「DDT」所属の日本におけるゲイプロレスの第一人者であり、試合入場時に男性客にキスをしたり、リング上ではイケメンレスラーの唇を奪っては悦に浸っているという選手である。そんな強烈なキャラクターに、アカシックメンバー&会場に衝撃が走る中、“DANGEROUS”をテーマにしたトークが行われた。司会からの「DANGEROUSと聞いて思い浮かべるものは?」という質問には、アカシックのボーカル理姫(リヒ)が、「女」と返答。「女性が好きな人といるときとそうでない時の態度の違いがDANGEROUSだなと思います。そういう女性の二面性を私は大好きです。」と、自身の音楽作品のテーマにもつながった話を披露した。

一方、男色ディーノ選手は、好きなタイプについて「(アカシックメンバー)ドラム担当の山田君(/山田康二郎)」と(キャラクター通りに)答えキスをすると、会場は爆笑の渦に包まれたいうことだ……。

トークの最後には、プロフェッショナルな世界の先輩であるディーノに、キーボード担当のHachiから、「長くプロで続ける秘訣は?」という質問が飛ぶと、「今来てくれているお客さんを大切に、ずっと忘れない事」とディーノ。第一線で活躍し続けるディーノの熱いメッセージに、メジャーデビューを果たしたばかりのメンバー、そして来場したお客さんたちも感動し拍手喝采の温かいムードに包まれたという。

その後は、アカシックによるライブパフォーマンスが行われ、レーベルメイトであるチームしゃちほこの咲良菜緒に提供した楽曲のセルフカバー「ベイビーミソカツ」からスタートした。「溺愛」、「女」とアルバム収録曲を立て続けに披露し会場が更に熱気を帯びていく中、「女」の演奏が終了したところで、突如謎のプロレスラー風の男性2名が乱入。「近くで寝ていたけど、うるさくておきちゃったよ」とメンバーに文句をつけ始め、ライブは一時中断となり不穏な空気に……(?)。

男性がメンバーに詰め寄るのを見て、アカシックの演奏を観覧していたディーノ、そしてたまたま店内にて買い物をしていたという大石真翔選手も止めに入り、男性2名と一触即発のムードに。すると、同じくたまたま買い物をしていたというレフリーも加わると、理姫から「赤コーナー 男色ディーノ」とプロレスの選手コールが発声された。ようやくここで、この謎の2名がDDT所属の「アントーニオ本多」選手&福田洋選手である事が判明。なぜか会場にあったゴングが鳴ったところで、前代未聞のインストアライブ中のプロレスがスタートした。4選手はアカシックの看板を破壊したり、店内のみならず店外でも迫力満点のファイトを繰り広げ、アカシックのファンだけでなく通りすがりの人達も集まり始める事態になったというのだ。

そんな様子を見て言葉を失っていたメンバーに、ディーノが「あなたたちも見ていないで戦いなさい!」と呼びかけると、最新ミュージックビデオも公開された(犬山紙子も映像に出演)バンドの人気曲「サイノロジック」を、プロレスが行われる中で演奏し始めたのであった。まるでタイミングを見計らったかのように、この演奏が終わると同時に、ディーノ選手が、福田洋選手を“男色ドライバー”で倒し、試合はディーノ&大石真翔組の勝利で幕を閉じた。

そして、アカシックメンバーは先行配信シングル曲でもある「CGギャル」を披露し、会場は本日一番の盛りあがりを見せ、ライブは無事に(?)終了したのであった。



PHOTO by KASICO


その後、CD購入者を対象に行われた「写真撮影会」でも、見事勝利した2選手が加わり、最後までDDTのメンバーとともにアカシックは会場に集まったファンを楽しませたということだ。





ミニアルバム『DANGEROUS くノ一』

6月3日(水)発売
WPCL-12149 ¥1,800(税抜)

[収録内容]
1.CGギャル
2.サイノロジック
3.香港ママ
4.溺愛
5.ベイビーミソカツ
6.真夜中のクローンラベル
7.女
8.オールドミス
9.さめざめ

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