【イベントレポート】＜OSAKA KAWAii!!＞、大阪アメリカ村をKAWAii!!に染め上げる

3月28日（土）、大阪アメリカ村の街全体を使った「KAWAii!!」カルチャーの祭典＜OSAKA KAWAii!!＞が開催された。

◆＜OSAKA KAWAii!!＞画像


ファッションと音楽を融合した参加無料のイベントとして企画された＜OSAKA KAWAii!!＞は、日本のKAWAii!!カルチャーとユニークなOSAKAカルチャーを融合させることで、この街にしかない新しい何かが生まれるはずという思いを掲げて立ち上がったプロジェクトだ。この日、11,200人のKAWAiiファンが参加し「BIG STEP」「三角公園」「RIBIA VISION」「Sun Hall」の4会場を中心に、アメリカ村の街やショップでも様々な催し物が行われた。


晴天のもと「RIBIA VISION」が開くとTEMPURA KIDZのサプライズライブでイベントは華々しくスタート、MCを務める武智志穂、近藤夏子のカウントダウンで、本イベントの目玉でもあるBIG STEPから大阪のシンボルである道頓堀までを、出演者を含む100人が闊歩する「100人ランウェイ」が行われるとファンも巻き込み長蛇の列ができあがった。


ファッションショーをメインとした「BIG STEP」では、大階段にレッドカーペットを敷いたランウェイでの開催となった。青文字系を代表するモデルの、田中里奈、青柳文子、瀬戸あゆみが登場すると会場からは、割れんばかりの歓声が鳴り響いた。


三角公園では、「LIVE DAM STADIUM CRUSER」が設置され、行き交う人々がカラオケを楽しむなか、近年増加傾向にある外国人観光客に向け、大阪の文化とカワイイを掛けあわせ、大阪カワイイカルチャーとして海外の若者に向けた発信のシンボル「OSAKA KAWAii BILLIKEN」の除幕式が開催された。また、初代粉もんプリンセスの任命式では、モデル/アーティストの三戸なつめが任命され、たこ焼きを焼きながら、昔から粉もん大使に憧れていた自身の夢が叶ったことを大いに喜んでいた。


ライブ会場の「Sun Hall」では、トップバッターのかとうあいを皮切りに、むすびズム、やのあんな、Unaなど原宿を代表するアーティスト、アイドルがパフォーマンスを披露。椎名ぴかりん、ハナエ、TEMPURA KIDZのライブと続き、関西で圧倒的人気を誇るシンガーソングライター近藤夏子はパワフルな歌声と軽快なトークでさらに会場を盛りあげた。オオトリはデビューを目前に控えた三戸なつめが登場、デビュー・シングル「前髪切りすぎた」をはじめとする3曲を披露し、大いにもりあがった。最後は全出演者が「BIG STEP」ステージに登場し、フィナーレを華やかに飾ることとなった。


大阪アメリカ村の街全体を使って開催された＜OSAKA KAWAii!!＞では、会場以外でも50店舗以上のショップが参加し、各店舗でバッチを集めると豪華賞品があたる「バチコレ」や、モデルとの撮影会、モデルフリーマーケット、スナップ撮影といった様々な催し物がいたるところで行われた。また、大阪の産業の未来に貢献するべく、日本一の個性的な街である大阪発のクリエイターを発掘する「クリエイターズアワード」が開催され、103作品の中からグランプリが選出された。


この日のアメリカ村は「OSAKA KAWAii!!」のトートバックを手に持った人々が街を行き交い、まさに＜OSAKA KAWAii!!＞が街を染め上げることとなった。5月9日（土）～5月10日（日）には、＜HARAJUKU KAWAii!! WEEK 2015＞が原宿の街全体を会場に開催される。