ジューダス・プリースト、アイアン・メイデンからの非難を一笑

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先日、アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソン(Vo)が、ジュ―ダス・プリーストのロブ・ハルフォードがライブで歌詞を表示するプロンプターを使用していることを非難したが、ハルフォードは友人のこの発言に気分を害することなく笑い飛ばした。

◆ジュ―ダス・プリースト画像

ディッキンソンは『The Guardian』紙のインタビューでこう話していた。「俺らはまだプロンプターなんて使ってない。知らなかったよ、プロンプター使っている奴がいるなんて。全くなんだってんだ? みんな高い金払ってるのに、歌詞さえも覚えられないってのか?」「俺が見た中で最もマヌケなやつが(ジュ―ダス・プリーストの)「Breaking The Law」だった。プロンプターにこう出るんだよ。「Breaking the law, breaking the law, Breaking the law, breaking the law, Breaking the law, breaking the law, Breaking the law」って。なんだと思う? Breaking the lawだよ。バカげている」

これについてサンフランシスコのラジオ局107.7 The Boneから意見を求められたハルフォードは大笑いした後、こう話したという。「俺ら英国人の言うことは“コップの中の嵐”(当事者には大変でも、外から見ればたいしたことがないという例え)なんだよ」

「俺はブルースが大好きだ。愛している。素晴らしい友人だ。そして、あいつはずけずけと物を言う。素晴らしいバンドの素晴らしいフロントマン、素晴らしいシンガーだ。それに、こんなこといくらでも言われるもんだろ。ブルースはただ言い過ぎちまっただけだよ。俺はそう確信している。そんなもんだよ。コップの中の嵐だ。メタル・カップの中の嵐だよ」

ハルフォードは数年前、プロンプターを使用していることを公言した際、「やることがあり過ぎて、覚えられない。俺の友人のブルース・ディッキンソンみたいになんでもできるといいんだが」と話していた。

プロンプターはオジー・オズボーンも愛用しているといわれている。

Ako Suzuki, London
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