ゴンドウトモヒコ、自身の新レーベル愚音堂を設立
管楽器(ユーフォニアム)とコンピューターを組み合わせた独自スタイルで活動を続けるミュージシャンのゴンドウトモヒコが、愚音堂(ぐおんどう)と名付けられた自身レーベルを立ち上げた。
◆ゴンドウトモヒコ画像
YMOや高橋幸宏、chara、くるりなど多数のアーティストをサポートするほか、蓮沼執太フィルやpupa、anonymassのメンバーとして活躍するゴンドウトモヒコが、今なぜ新レーベルなのか? 設立への想いをゴンドウは「有名、無名関係なく、僕が好きな才能と関わって、純粋に曲を作り上げたい。そう思ってはじめたレーベルです。“開かれた愚か者が集う場所”そんな意味を込めて「愚音堂」と名付けました。ハングリーな愚か者たちによる、素晴らしい楽曲を届けられればなと思っています。」と語っている。
気になるのはこのレーベルから発信するアーティストだが、第1弾には38歳にして初リリースとなるシンガーソングライター河合耕平のアルバム『song circus』が7月31日にリリースされる。河合耕平はザ・ビートルズやビーチボーイズ、はっぴいえんどや荒井由実など国内外様々な音楽に影響を受け、アコースティックを基本にしながらも、古くて新しいオリジナルなポップスを発信しているミュージシャンだ。愚音堂店主でありプロデュースを手がけたゴンドウは「耳触りのよい彩り豊かなポップサウンドになりました!温かさとクールさが同居する、不思議とくせになるような歌声。歌詞やアレンジ、サポートミュージシャンの演奏には、くすっと笑える遊びゴコロが満載。そんな融合にもご注目ください!」と河合のデビュー・アルバムをアピールする。
今後、愚音堂からリリース予定のアーティストの音源を収録した『愚音堂サンプラー』を配信でリリースしていくという。店主ゴンドウの新曲、河合耕平のアルバムとはミックス違いの音源に加え、フラメンコギタリストの今泉仁誠を中心に構成されたスパニッシュ・ポップの7人編成グループのThe Ginseng、女性シンガー・ソングライター、Ekkoらの楽曲8曲が収められている。公式サイトでは試聴も出来る。今後のリリースが楽しみだ。
河合耕平『song circus』
2014年7月31日発売
GNDCD14001 ¥2,000(税込)
1.衛星のしらせ
2.ひべるにあ
3.メキシコシティ
4.Fisherman' s song
5.さよならまたせて
6.sorrow, sorrow
7.スズメバチのテーマ
8.ビタースイート
9.不純なマグマ
10.Today
※全曲作詞作曲:河合耕平
※レコーディング参加ミュージシャン;
ゴンドウトモヒコ(euphonium、trombone)
伊賀航(bass)
今泉仁誠(flamenco guitar)
知久真明(bass)
小林うてな(steel pan)
藤原マヒト(piano、accordion、Wurlitzer)
牛山健(drums)
配信限定『愚音堂サンプラー』
GND14001 500円(税込)
ファイル形式:mp3(256kbps)
1.tonight(ゴンドウトモヒコ)
2.藍色の里(The Ginseng)
3.メキシコシティー <GND Remix>(河合耕平)
4.モンスターのこもりうた<GND Remix>(Ekko)
5.Innermind(ゴンドウトモヒコ)
6.優しいカメラ<instrumental>(The Ginseng )
7.スズメバチのテーマ<GND Remix>(河合耕平)
8.かぐやひめ <GND Remix>(Ekko)
◆愚音堂オフィシャルサイト