つんく♂プロデューサー、℃-ute・萩原舞のあの名言をオマージュして「萩原こそ居て楽しかった」

ポスト

つんく♂プロデューサーが、℃-ute25枚目シングルとなる「The Power/悲しきヘブン (Single Version)」のライナーノーツを自身のブログで公開している。特に今回、ファンならついニヤリとしてしまう内容だ。

手がける作品のライナーノーツを毎回公開しているつんく♂。そのコメントから感じられるハロー!プロジェクトの各メンバーへの愛情や、さすがメンバーを一番近いところで観てきたプロデューサーだと感心せずにはいられない鋭い指摘などは、ファンからも好評で、もはや、つんく♂オフィシャルブログのキラーコンテンツのひとつと言っても過言ではないだろう。

そんなつんく♂が今回取り上げたのは、℃-uteが7月16日にリリースするニューシングル「The Power/悲しきヘブン (Single Version)」。まず「The Power」については、オリエンタルEDMと名づけた上で、<オリエンタルサウンドな分、パフォーマンスも少々オリエンタル風。まあ、この「風」ってのがポイントなんやけどね。>と、こだわりに触れる。そして<大人になった℃-uteの代表曲になれば>と期待を込める。

一方、「悲しきヘブン(Single Version)」は、ハロプロファンなら誰もが知っているであろう、鈴木愛理と岡井千聖のボーカルがライブでも炸裂するロックチューン。19枚目のシングル「会いたい 会いたい 会いたいな」のカップリング曲として2012年に発表されたが、ライブでの圧倒的なパフォーマンスなどが評判となり、新たにレコーディングし直して、今回両A面シングルの1曲としてリリースされる。つんく♂も、このふたりのボーカルに「なるほど、さすがやな。やっぱ上手いわ」と称賛している。

そして、つんく♂から、℃-ute各メンバーへのコメントが続く。リーダー・矢島舞美には、「まじめ一本やりな印象を持ってる人も多いかと思いますが、本当は甘えん坊。」と、その凛とした美少女っぷりからは想像もつかない、まるで彼女の愛犬アロマを彷彿とさせるコメント。一方、特にダンスパフォーマンスではグループの中でも抜きん出たダイナミックさが目を見張る中島早貴には、“エロい”というワードを3回用いて、かつ大人の表情を見せるところが<見逃せない子です。この子は。>とのこと。

もはやハロー!プロジェクトが誇る歌姫のひとり・鈴木愛理には、<歌唱力と女性らしさが彼女の良さ>と褒めつつ、その実力をさらに飛躍させるために<リズムをカラダに叩き込んでほしいです。後もう少しだ!>と指摘。岡井千聖は、そのキャラクターに触れて<笑いの神と実力と天然の3構成なんで、ほんま凄い>と感心してみせる。

そして萩原舞。先日、岡井千聖が20歳の誕生日を迎えたことで、Berryz工房、℃-uteの母体となったハロー!プロジェクト・キッズ出身者の中で唯一の10代となってしまった萩原に、つんく♂プロデューサーは、<名言から12年。でも、今思うのは、「萩原こそ居て楽しかった」って感じです。>と、萩原舞のオーディション合格(6歳)当時の名言「つんく♂とか来て楽しかった」をオマージュしたコメントを綴っている。ちなみにこの「つんく♂とか来て楽しかった」という名言を用いたハロプロキッズオーディション合格満10年記念Tシャツが、2012年に販売された。

さてそんなつんく♂のブログで、℃-uteにも関係する発表がなされた。前年に引き続き、2014年も9月10日(℃-uteの日)に開催される日本武道館公演、および、翌9月11日に開催されるBerryz工房日本武道館公演について、そのタイトルを<★℃-ute(910)の日スペシャルコンサート2014 Thank you ベリキュー!in 日本武道館[前編]><★Berryz工房デビュー10周年記念スッペシャルコンサート2014 Thank you ベリキュー!in 日本武道館[後編]>と発表。両公演ともに、Berryz工房、℃-uteが出演し、<同期の2グループがお互いにエールを送りつつ、更なる未来に向けて新たなる決意を持ち、今後も良きライバルとして切磋琢磨しようという2DAYS>になることが明らかとなっている。

なお、この発表後、つんく♂プロデューサーは自身のTwitterでこの公演に関係あるのかないのかは不明ながら、「このタイミングで言いたい事があっても言えない辛さ。」と意味深なツイートを行なっているのが気になるところではある。

text by ytsuji a.k.a.編集部(つ)


◆BARKS Kawaii
◆つんく♂ オフィシャルブログ
この記事をポスト

この記事の関連情報