アビー・ロード・スタジオ、スタジオ2を一般公開

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目の前の横断歩道や門外で写真は撮れても、なかなか中へは入れないアビー・ロード・スタジオに足を踏み入れ、レコーディングの過程を目にする滅多にないチャンスが訪れた。スタジオは4月、エンジニアのケン・スコットをゲストに迎え、ザ・ビートルズ、ピンク・フロイド、エルトン・ジョン、オアシスが使用したかの有名なスタジオ2で講演会<The Sound of Abbey Road Studios>を開くという。

アビー・ロード・スタジオの歴史を知り尽くし、『Recording The Beatles』の著者でプロデューサーのブライアン・ケヒューとケヴィン・ライアンが主催するこのイベントは、これで3度目。ゲストを迎えるのは初めてで、今回は、スタジオが所有/保存するビンテージの機材を公開し、レコーディングの技術や機材の変化を解説したりデモンストレーションを行うという。ケン・スコットはかつてこのスタジオ2でザ・ビートルズ、ジェフ・ベック、ピンク・フロイドなどの曲をレコーディングした。

<The Sound of Abbey Road Studios>は4月25~27日、5月2~4日の6日間、それぞれ午前と午後2回開かれる。入場料は1人88.40ポンド(約1万5,000円)。詳しくはアビー・ロード・スタジオのサイト(Abbeyroad.com)まで。

Ako Suzuki, London
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