ブルース・スプリングスティーン、『ハイ・ホープス』全英1位

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日本では1月29日発売となるブルース・スプリングスティーンの新作『ハイ・ホープス』が、一足早く1/19付全英アルバム・チャートで初登場1位を獲得した。

◆ブルース・スプリングスティーン画像

スプリングスティーンにとって全英アルバム・チャート1位を獲得した作品は、これが通算10作目であり、これによってデヴィッド・ボウイ、ABBA、クイーン、マイケル・ジャクソンといった大物の記録を超えたことになる。10作品という同記録を保持しているのはU2とザ・ローリング・ストーンズで、エルヴィス・プレスリーとロビー・ウィリアムズが11作品、マドンナが12作品、歴代最多記録はビートルズの15作品となる。

1月23日には全米アルバム・チャートが発表されるが、今回1位を獲得すると「全米アルバム・チャート1位獲得数歴代3位」の大記録となり、同時に「オリジナル・アルバムが4作品連続で初登場全米1位獲得」ということになる(2007年『マジック』、2009年『ワーキング・オン・ア・ドリーム』、2012年『レッキング・ボール』の3作品で全米アルバム・チャート連続初登場1位を継続中)。

スプリングスティーンは、1月18日に地元ニュージャージー州アズベリー・パークのパラマウント・シアターにて行われた<Light of Day Festival>というチャリティー・コンサートに飛び入り出演し、新作から「フランキー・フェル・イン・ラヴ」をライヴ初公開した他、「ビコーズ・ザ・ナイト」「涙のサンダーロード」、ラモーンズの「ロックンロール・レイディオ」のカバーなど計16曲を演奏した。

<Light of Day Festival>はパーキンソン病と闘う人々を支援するチャリティー・コンサートで、毎年ニュージャージー州アズベリーパーク周辺のストーン・ポニーやパラマウント・シアターなどで開催されており、2014年で14回目を迎えたものだ。ジョー・グルシェキーやウィリー・ナイルなどニュージャージー州出身のアーティストが出演し、スプリングスティーンはこれまでに9回飛び入り出演をしている。2003年にはパーキンソン病と戦うマイケル・J・フォックスと共演し大きな話題となった。スプリングスティーンが今でもショーで演奏する「ライト・オブ・デイ」という曲は、マイケル・J・フォックスが1987年に主演した同名映画の主題歌である。

<Light of Day Festival>ブルース・スプリングスティーン 1月18日
(With Jesse Malin) Rock and Roll Radio
(With Willie Nile) One Guitar
Bruce Springsteen(with Joe Grushecky and the Houserockers,& Ed Manion on the saxophone)1. Adam Raised a Cain
2. Never be Enough Time
3. Darkness on the Edge of Town
4. Hearts of Stone
5. Pumping Iron
6. Atlantic City
7. Talking to the King
8. Frankie Fell in Love
9. Save My Love
10. I'm Not Sleeping
11. Because the Night
12. The Promised Land
All artists joined
13. Light of Day
14. Thunder Road



『ハイ・ホープス』日本盤
1月29日発売
●初回限定ボーナスDVD付 SICP4080-1 ¥3200+税
●通常盤 SICP4070 ¥2400+税
*解説:湯川れい子、天辰保文、五十嵐正
*歌詞の世界から見た『HIGH HOPES』三浦久
*対訳:三浦久
https://itunes.apple.com/jp/album/high-hopes/id741055385


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