アリス・クーパー「マリリン・マンソンとのツアーが上手く行ったのはジョニー・デップのおかげ」

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マリリン・マンソンとのジョイント・ツアー<Masters Of Madness Tour>を終了したアリス・クーパーが、マンソンとの公演が上手く行ったのは共通の友人、ジョニー・デップのおかげだったと話した。

◆マリリン・マンソン&アリス・クーパー画像

ツアー前にマンソンと個人的な交流があったわけではなく、どんなものになるか一抹の不安もあったようだ。クーパーは『Billboard』誌のインタビューでこう話している。「(ジョイント・ツアーは)素晴らしかったよ。一体、どんなものになるのか、わからなかった。個人的に彼のこと知ってたわけじゃないからな。ホラー・ストーリー以外、聞いたことなかったよ。ジョニー・デップが彼と親しくて、ジョニーに(マンソンは)扱いにくいかもしれないって言われてたんだ。でも、ジョニーは彼に話してくれたんだと思う。ちょっと遠慮するよう言ったんじゃないかな。でも(マンソンは)尊敬に値する奴って以外の何者でもなかった。完璧なプロだった」

「本当に非の打ちどころのないツアーだった。俺らは彼の客の心を掴んだと思うし、疑問を抱きつつ来た年配の客は彼を気に入った。だから、俺ら両方がこのツアーから恩恵を受けた。長老神話に新しい神話だ。上手く行ったよ。俺ら、またやると思うよ」

マンソンとのジョイント・ツアーを終えたクーパーは現在、ヘッドライン・ツアー中。そして、70年代初期から中期の彼のお気に入りの曲を取り上げたカヴァー・アルバムを制作している。マンソンとのツアーで、そのうちの4曲(ビートルズの「Revolution」、ドアーズの「Break On Through (To The Other Side)」、ジミ・ヘンドリックスの「Foxy Lady」、ザ・フーの「My Generation」)が披露された。アルバムは2014年春にリリース予定だという。

Ako Suzuki, London
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