アリス・クーパー、ニルヴァーナの「Smells Like Teen Spirit」は「俺が作りたかった」

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Photo by Rob Fenn

アリス・クーパーは、自分が作ったものだったら良かったのにと思うマイ・ケミカル・ロマンスとニルヴァーナの楽曲があるそうだ。

◆アリス・クーパー画像

『Vulture』のインタビューで、ジャーナリストが「あなたは、ハード・ロックやヘヴィ・メタル、パンクなど多くのジャンルや演出という感覚への扉を開けた。マイ・ケミカル・ロマンスの『The Black Parade』などエモにおいても」と言及すると、アリスは「(『The Black Parade』に収録された)“Teenagers”は素晴らしい」と、マイ・ケミカル・ロマンスの楽曲を称賛した。

「あれを聴いたとき、“なんで俺が作らなかったんだ?”って言ったんだよ。あれと(ニルヴァーナの)“Smells Like Teen Spirit”だ。あの曲をラジオで聴いたとき、“クソ、俺がこの曲を作るべきだった”って思った」

続く、「Smells Like Teen Spirit」で変更したいところはあるかとの質問には、「ない。あれで完璧だ」と答えた。「なぜなら彼(カート・コバーン)は、彼の世代を代弁しているからだ。ああいう態度や言葉は、俺には理解できなかったものだ。でも、聴いたとき、“なるほどな”って思ったよ。いい曲を作るバンドを見つけるのはすごく大変だ。いいパートを作るのは簡単だが、いい曲となると難しい。俺を最後に興奮させたのは、ザ・ストライプスだった。『Snapshot』(2013年)、あのアルバムに駄曲は一つもない」

アリス・クーパーは先週金曜日(8月25日)、ニュー・アルバム『Road』をリリース。その前日、北米でロブ・ゾンビとの共同ツアー<Freaks On Parade>をスタートさせた。



Ako Suzuki
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