アリス・クーパー「俺は90歳になってもやるよ」

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Photo by Rob Fenn

友人のミュージシャンたちが続々、ツアーからの引退を表明する中、アリス・クーパーはリタイアについて全く考えていないそうだ。元気であれば、90歳になってもステージに立つつもりだという。

◆アリス・クーパー画像

今年2月に75歳になったアリスは、『Rock Candy』誌最新号のインタビューで、こう語っている。「フェアウェル・ツアーなんてものが俺の頭をよぎることは全くない。奇妙だよ。俺の友人たちはみんな、リタイアするみたいだから。最近、(キッスの)ジーン・シモンズから、“俺はもう終わりにする。12月(キッス最後の公演)、来いよ”って言われた。俺は、“そのフェアウェル・ツアー、何回も何年もやってるじゃないか?”って返事したんだ。でも、ジーンは至極マジで、“今回は違う。誓うよ。キッスはこれまでだ”って言ってた。エアロスミスの連中も同じことを言ってた。俺の世代の他のバンドの多くもだ。でも、俺の頭にはよぎらない。自分がリタイアするなんて考えたことない。俺は元気だし、バンドも素晴らしい。俺は75歳だが、それなりに調子よければ、90歳でもステージに立つ」

アリスは2018年には、「俺はいつもこう言ってるんだ。“ツアーやって誰も見に来なくなったら、俺はリタイアする” それは起きてない。実際、俺らのビジネスはこれまでにないほどいい。公演にはより多くの人が来てるし、俺はこれまで以上に快調だ。だから、リタイアする理由は全くない」と、話していた。

Setlist.fmによると、アリスは昨年は90回、ライヴ・パフォーマンスを行ったという。今年は自身の公演に加え、ハリウッド・ヴァンパイアーズのツアーも開催しており、それ以上の数になる予定。

Ako Suzuki
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