アリス・クーパー、トランスジェンダーに関する発言が原因で化粧品会社との提携解消

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Photo by Rob Fenn

アリス・クーパーがトランスジェンダーの人たちについて発したコメントが原因で、彼とメイクアップ製品でコラボするはずだった化粧品会社が契約を解消した。

◆アリス・クーパー画像

アリスは、8月23日に『Stereogum』で公開されたインタビューで、性的傾向と性別に関し、「トランスジェンダーの事例があるのは理解している。だが、残念ながら、流行でもある。そうなりたいからそうだと主張している人たちが大勢いる。俺は、何もわかっていない6歳の子供には間違いだと思う。彼は遊びたいだけなのに、“そう、君は男の子だけど、望むなら女の子にもなれる”って言うことで、彼を混乱させている」

「子供は混乱する。ティーンエイジャーでさえそうだ。自分のアイデンティティーをまだ模索しているところで、“ああ、でも、君は望むなら何にでもなれる。なりたければ猫にもなれる”なんて言われてみろ。自分は木だと見なすなら…、俺は“いい加減にしろ! 俺らはどこにいるんだ? カート・ヴォネガットの小説の中か?!”って言いたいね。あまりにもばかげている。もはや、不条理ってとこまで来てる」「これに便乗している奴が目に浮かぶ。全くそうではない奴が、“今日は女性の気分”って、女性トイレに入って行くことができる。この状況を悪用してるんだ。そういうことは起きる」などと、話していた。

この発言を受け、化粧品会社のVampyre Cosmeticsは翌日、「アリス・クーパーの最近の発言を踏まえ、我々はもはやメイクアップ・コラボレーションは行いません。我々は、LGBTQIA+コミュニティの全ての人たちを支持し、誰もがヘルスケアの恩恵にあずかれるべきだと信じています。予約販売に対しては返金します」との声明を出した。

同社は今月、アリスとのコラボを発表したばかりだった。

現時点、この件に関し、アリス側からコメントはなされていない。

Ako Suzuki



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