スレイヤー、ドラムにポール・ボスタフが復帰

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スレイヤーが、2013年2月脱退したデイヴ・ロンバード(Dr)に代わり、1992~1996年および1997~2002年に加入していたポール・ボスタフを迎えることを発表した。ロンバードがスレイヤーを脱退するのはこれで3度目。彼の後任でボスタフが加入するのは2度目となる。

◆スレイヤー画像

フロントマンのトム・アラヤは「ポールは素晴らしいドラマーで、いい友人だ。彼がバンドに復帰するって決めてくれてすごく嬉しい」と話し、ボスタフは「スレイヤーに復帰するのは、すごくエキサイティングだ。俺らは強烈な10年を一緒に過ごし、素晴らしい音楽を作った。だから、俺にとっては家に戻ってくるような感覚だ」とコメントしている。

スレイヤーは6月4日、ポーランドからヨーロッパ・ツアーをスタート。先日亡くなったジェフ・ハンネマンの代わりに、エクソダスのゲイリー・ホルトがジョインするそうだ。彼は2011年にも、毒蜘蛛に噛まれ休養中のハンネマンの代役を務めている。

アラヤは「ジェフを失い、まだ呆然としているが、ヨーロッパのファンをガッカリさせたくない。それに、前へ進み始めなくてはならない…。ポールが復帰することで、いろんなことが簡単になる」と話している。

スレイヤーはヨーロッパ・ツアーのあと、南米ツアーを行なう予定。

Ako Suzuki, London
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