【ライブレポート】flumpoolとシド、シンガポールで開催のショーケースライブに登場。アジア中から注がれる熱い視線

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5月23日、シンガポールのクラーク・キーに用意された1万5000人動員が可能なMusic Matters 2013 Fountain Stageにて、ショーケースライブ<J-ROCK MATTERS presented by BARKS>が開催された。ライブには、日本からシドとflumpoolが登場。超満員の観客を前に熱いパフォーマンスを繰り広げた。

◆<J-ROCK MATTERS presented by BARKS>

近隣諸国から彼らのステージを観るために集まったファン、現地の音楽ファン、そして日本から足を運んだファンらが会場を埋める中、大きな拍手と歓声に迎え入れられ、flumpoolが登場する。flumpoolは、その声に応えるように挨拶代わりの「覚醒アイデンティティ」からステージをスタート。

「Hello! We are flumpool from Japan! 楽しんでいこう!」

さらに彼らのデビュー曲「花になれ」や先日一緒にライブを行なった台湾のバンド・Maydayの楽曲を日本語カバーした「OAOA」など5曲を披露した。

「Thank you for music matters live!」

約30分にわたってライブを展開したflumpool。日本のロックバンドを代表する形でシンガポールで熱いパフォーマンスを見せた彼らは、集まった大観衆からの喝采を受けて、笑顔でステージを後にした。

次に登場したのは、世界にも通用する日本文化のひとつ、ヴィジュアル系を代表してシド。日本からやってきた熱狂的なファンに加えて、ここ、シンガポールにも彼らのファンは多く、英語と日本語での歓声が飛び交う。

「Hello! hello! We are SID! Thank you very much! 元気だね! This is our 1st time,to be here Singapore. We are happy, to be here. Thank you music matters! We love Singapore! Do you like j-rock? Do you like SID ? Thank you!!」

シドは代表曲「モノクロのキス」「夏恋」や最新曲「V.I.P」などを次々に披露。

日本では、東京ドームをも埋めてしまう彼らにとって、国や言語というのは大した問題ではないのだろう。それを証明するかのような堂々たるライブに、会場はここがシンガポールであることを忘れてしまうほどに大きく沸いた。その熱気は、同時生中継されていたYouTubeを通して、日本のファンにも届いたことだろう。

クラーク・キーでのライブでシンガポールを熱狂させた両バンドは、この後、場所を移して、各国の業界関係者などを集めたシークレットライブを実施。こちらのステージには日本からWEAVERも参加して、J-ROCKの懐の深さを見せつけた。

■ <J-ROCK MATTERS presented by BARKS>セットリスト
flumpool
1.覚醒アイデンティティ
2.Touch
3.花になれ
4.OAOA
5.Answer

シド
1.モノクロのキス
2.嘘
3.V.I.P
4.one way
5.夏恋

【ライブ・イベント開催概要】
タイトル : J-ROCK MATTERS presented by BARKS
日 時 : 2013年5月23日(木)  
開演21:00 終演 22:30(シンガポール時間)
開演22:00 終演 23:30(日本時間)
会 場 : Music Matters 2013 Fountain Stage@Clarke Quay (シンガポール)
出 演 : flumpool、シド
後 援 : SYNC MUSIC JAPAN、一般社団法人日本音楽制作者連盟

◆J-ROCK MATTERS presented by BARKS特設サイト
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