東京スカパラダイスオーケストラ、初の男子限定ライブ<Do the Dog>開催

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スカパラ史上初となる男子限定ライブ<Do the Dog>が、3月27日に新代田FEVERにて行なわれた。オフィシャルのライブレポートを紹介しよう。

◆東京スカパラダイスオーケストラ 男子限定ライブ<Do the Dog> 画像

男のみの場内といういつもとは違う空気に詰めかけた観客からも多少の戸惑いが感じられたが、定刻を少し過ぎ、オープニングSEが流れ出すと同時に場内を埋め尽くす男たちから熱い歓声が沸き起こり、スカパラメンバーをひとりまたひとりとステージへ迎え入れていく。

茂木欣一(Dr)が「男! 準備出来てんのか! ありきたりなライブじゃ終わりたくねえな。絶対に忘れられない夜にしようぜ!」と煽ると、男たちも負けじと熱く応える。

初の男子限定ライブを飾るオープニングナンバーは「ゴッドファーザー」だ。イントロが鳴り響くと同時に、男たちは野太い声で「オイ! オイ!」コールを起こし、拳を突き上げる。序盤からいつも以上に激しいセットリストが繰り広げられ、スカパラメンバーも男たちのテンションも振り切れっぱなしだ。

谷中敦(B.sax)が最初のMCで「空気読む必要ないからな! みんなで空気作ろうぜ!」と言ったとおり、スカパラメンバーと場内を埋め尽くした男たちが素晴らしい空気を作っていく。

中盤で披露された「You’ll never walk alone」では男たちの熱い大合唱となり胸が熱くなるシーンがあったかと思うと、「ルバン三世」ではダイバーも続出し場内の激しさがさらに加速していく。

谷中の「全員両手を挙げろ! そのまま手を左右に降ろして全員肩を組め!」を合図に場内の男たちが肩を組むという圧巻の景色の中、本編ラストの「All Good Ska is One」が披露された。

アンコールを求める男たちからの“男コール”に導かれ、再びスカパラメンバーがステージに登場。

加藤隆志(G)が「ひさしぶりにこの曲をみんなで歌いましょう!」と「Pride of Lions」が熱く激しく披露され大合唱となる。そして、男子限定ライブのタイトルにもなっているThe Specialsのナンバー「Do the Dog」がこの日限定で披露された。

スカパラ初の試みとなった男子限定ライブはステージ上のスカパラメンバー9人と場内を埋め尽くした男たちとの熱い友情のようなものを感じさせる白熱したライブで、「次回もまた男子限定ライブに参加したい」と大きな期待を抱かせる素晴らしい夜となった。

なお、この“制限”付き限定ライブは、Fred Perry着用の方のみ入場できるドレスコード有りの<A Message To You Rudy>が、4月4日に新宿LOFTにて。さらに5月5日には、下北沢GARDENにて学生限定ライブ<Too Much Too Young>が開催される。

◆ライブレポチャンネル
◆東京スカパラダイスオーケストラ オフィシャルサイト
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