UKプロデューサー・オブ・ザ・イヤー、ポール・エプワースに
プロデューサーやエンジニアらをサポートする英国の団体Music Producers Guild(MPG)が開催する<2013 MPG Awards>の受賞者が発表された。2013年は、アデルやフローレンス&ザ・マシーンの作品を手がけたポール・エプワースがプロデューサー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。エプワースは自動的に<ブリット・アワーズ 2013>の最優秀プロデューサーも受賞することになる。
エプワースがプロデュースしたフローレンス&ザ・マシーンの『Ceremonials』もUKアルバム・オブ・ザ・イヤーを獲得。フローレンス・ウェルチは「恐れと妥協を知らない」エプワースは、彼女が唯一一緒に仕事をしたいと思うプロデューサーだと話した。
エプワースはアデルと共作、プロデュースした「Rolling In The Deep」で2012年にグラミー賞(ソング・オブ・ザ・イヤー)を受賞。同じくアデルとの作品「Skyfall」(映画007シリーズ最新作のテーマ・ソング)は1月にゴールデン・グローブ賞で最優秀オリジナル・ソングに選ばれた。同曲は、2月末に発表されるアカデミー賞にもノミネートされている。
また、ザ・ビートルズのプロデューサー、ジョージ・マーティンへ功労賞が贈られた。総立ちの拍手喝采で迎えられた彼は「これには本当に興奮する。これ以上、賞がもらえるなんて思ってなかったからね。80歳の人間にアワードを与えるなんて、考えてもいなかったよ。それに、僕はここ何年も仕事してないんだから」と話した。彼の受賞には、ポール・マッカートニーがビデオ・メッセージを送り「素晴らしい、素晴らしい人だ」「素敵な時間をありがとう。これからも(そういう時間が)もっとあることを願っています」とマーティンの功績を称えた。
<2013 MPG Awards>主要部門の受賞者は以下の通り。
●UKプロデューサー・オブ・ザ・イヤー
ポール・エプワース
●インターナショナル・プロデューサー・オブ・ザ・イヤー
デンジャー・マウス(ブライアン・バートン)
●ブレイクスルー・プロデューサー・オブ・ザ・イヤー
チャーリー・アンドリュー
●レコーディング・エンジニア・オブ・ザ・イヤー
アル・オコンネル
●インターナショナル・レコーディング・エンジニア・オブ・ザ・イヤー
チャド・ブレイク
●ブレイクスルー・エンジニア・オブ・ザ・イヤー
チャーリー・ハゴール
●ミックス・エンジニア・オブ・ザ・イヤー
アラン・モウルダー
●マスタリング・エンジニア・オブ・ザ・イヤー
マット・コルトン
●リミックス・オブ・ザ・イヤー
UNKLE
●UKアルバム・オブ・ザ・イヤー
フローレンス&ザ・マシーン『Ceremonials』
●UKシングル・オブ・ザ・イヤー
The Maccabees「Pelican」
●ライヴ・プロダクション・オブ・ザ・イヤー
ボン・イヴェール - at Air Studios
●スタジオ・オブ・ザ・イヤー
Snap! Studios
●MPGイノヴェーション・アワード
ビョーク
●MPGインスピレーション・アワード
Gryn Johns
●功労賞
ジョージ・マーティン
Ako Suzuki, London
エプワースがプロデュースしたフローレンス&ザ・マシーンの『Ceremonials』もUKアルバム・オブ・ザ・イヤーを獲得。フローレンス・ウェルチは「恐れと妥協を知らない」エプワースは、彼女が唯一一緒に仕事をしたいと思うプロデューサーだと話した。
エプワースはアデルと共作、プロデュースした「Rolling In The Deep」で2012年にグラミー賞(ソング・オブ・ザ・イヤー)を受賞。同じくアデルとの作品「Skyfall」(映画007シリーズ最新作のテーマ・ソング)は1月にゴールデン・グローブ賞で最優秀オリジナル・ソングに選ばれた。同曲は、2月末に発表されるアカデミー賞にもノミネートされている。
また、ザ・ビートルズのプロデューサー、ジョージ・マーティンへ功労賞が贈られた。総立ちの拍手喝采で迎えられた彼は「これには本当に興奮する。これ以上、賞がもらえるなんて思ってなかったからね。80歳の人間にアワードを与えるなんて、考えてもいなかったよ。それに、僕はここ何年も仕事してないんだから」と話した。彼の受賞には、ポール・マッカートニーがビデオ・メッセージを送り「素晴らしい、素晴らしい人だ」「素敵な時間をありがとう。これからも(そういう時間が)もっとあることを願っています」とマーティンの功績を称えた。
<2013 MPG Awards>主要部門の受賞者は以下の通り。
●UKプロデューサー・オブ・ザ・イヤー
ポール・エプワース
●インターナショナル・プロデューサー・オブ・ザ・イヤー
デンジャー・マウス(ブライアン・バートン)
●ブレイクスルー・プロデューサー・オブ・ザ・イヤー
チャーリー・アンドリュー
●レコーディング・エンジニア・オブ・ザ・イヤー
アル・オコンネル
●インターナショナル・レコーディング・エンジニア・オブ・ザ・イヤー
チャド・ブレイク
●ブレイクスルー・エンジニア・オブ・ザ・イヤー
チャーリー・ハゴール
●ミックス・エンジニア・オブ・ザ・イヤー
アラン・モウルダー
●マスタリング・エンジニア・オブ・ザ・イヤー
マット・コルトン
●リミックス・オブ・ザ・イヤー
UNKLE
●UKアルバム・オブ・ザ・イヤー
フローレンス&ザ・マシーン『Ceremonials』
●UKシングル・オブ・ザ・イヤー
The Maccabees「Pelican」
●ライヴ・プロダクション・オブ・ザ・イヤー
ボン・イヴェール - at Air Studios
●スタジオ・オブ・ザ・イヤー
Snap! Studios
●MPGイノヴェーション・アワード
ビョーク
●MPGインスピレーション・アワード
Gryn Johns
●功労賞
ジョージ・マーティン
Ako Suzuki, London
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