ジャンク フジヤマ【インタビュー】ひとりの優しさが集まれば大きな優しさになるんじゃないかと歌っています
“美しい中にも力のあるポップス”。メジャーデビューシングル「あの空の向こうがわへ」のインタビュー時に語っていた彼の音楽的支柱は、さらに強靭で魅力的な形となって届けられた。自身初の両A面シングルとしてリリースされる、ジャンク フジヤマの2ndシングル「PROUD / EGAO」。彼が信じ続けてきた“ポップスのエネルギー”に満ち満ちている音色は、今のこの時代にポジティブな光を射し込むに違いない。あの一青窈とのツーマンライヴを開催するなど、活動のスケールを着実に広げている話題の大型新人に、会心の作品を作り上げた今の心境を聞いた。
──「あの空の向こうがわへ」でメジャーデビューして以来、これまではなかった新たな経験も様々されてきたと思うんですが、その期間の自身の活動をどう振り返りますか?
ジャンク フジヤマ(以下、ジャンク):これまでと変わらずにまい進してこれたかな、というのがまず一番ですね。自分のやってきたことが間違ってなかったんだな、自分はこれがやりたいんだって口に出してやり続けてきて良かったなと。ビッグマウスと言われようがなんだろうが(笑)、自分を信じてやり続けてきたことで、今まで出たことのなかったフェスに呼んでもらったり、<音霊>で一青窈さんと一緒にやれたりっていう(8月23日のツーマンライヴ)、色んな話をいただけるようにもなって。そういう場所では、ジャンク フジヤマがどういうヤツか分からないけど観に来たっていう人が多いわけですよね。で、ライヴを観て、肌に合わない人ももちろんいらっしゃると思いますけど、多くの人から“いいね!”と言っていただだけたのは、自分が信じてやってきたことが間違ってなかったからなんだなって嬉しくなりました。
──ジャンクさん自身の音楽はもちろんですが、例えばジェイムス・テイラーを始めとするジャンクさんのルーツにある音楽などに対して、“なぜ日本の20代の若者はこれを観に来ないんだと(笑)”っていう話を前回のインタビューではされていました。自分が信じる音楽が色々な人達に着々と広がりつつある今の状況は、本当に嬉しいでしょうね。
ジャンク:そうですね。なぜ僕がこういう音楽を聴くべきだと言うかというと、そこに現代に息づく音楽のルーツがあるんじゃないかと思うからなんですね。ポップスのエネルギーというか、僕の好きな音楽の土台を作ってくれた人たちには。で、“そういうジャンルを日本に根付かせたのは俺だ”とポンタさん(村上“ポンタ”秀一。今作3曲目「Affection」に参加するなど、ジャンク フジヤマとは縁の深い関係)は言ってましたけど、お前みたいな若者がこういう音楽をやるのが非常に嬉しいって言ってくださって。
──今回の「PROUD」も、「EGAO」も、まさにエネルギーみなぎるポップスという感じがします。躍動感たっぷりのサウンドをバックに爽快な歌声が広がる2曲からは、ポップスならではの耳ざわりの良さだけじゃなく、強烈なエネルギーを感じます。
ジャンク:そういう作品になったのは、やっぱり、生の音で紡いでいくっていうやり方で音楽を作っていくっていうのが、僕の音楽にとっては絶対外せないからだと思います。カラオケを聴いて歌って気持ち良いっていうものとは、まったく違うジャンルだと思うんで。テレビ番組の収録とか、場合によってはそういうシチュエーションでやらなければいけないこともありますが、基本的にはメンバーを揃えて、少なくともバンドでできない場合は3人ないしは2人で生の音でやりたいっていうのが僕の意志の中にはあるので。だから、例えば「PROUD」も、ブラスは別録りになりましたが、ベーシックな音を録るときには、バンド・メンバー全員を集めて“じゃあ、やるぞ!”と。
──音源のレコーディングも、ある意味ライヴと同じような感覚というか?
ジャンク:そうですね。ベーシックなメンバーは全員集まってやりました。メンバーそれぞれ別日に録るんじゃなく、その場でプレイヤー全員の呼吸を感じながら、“せーの!”でやるっていうのが大切なことだと思うんですよね。だから、作曲の名義は知野(芳彦)さんになっていますが、感覚としてはウチのメンバー全員で作った音っていう感覚が強いです。
◆インタビュー続き
──「あの空の向こうがわへ」でメジャーデビューして以来、これまではなかった新たな経験も様々されてきたと思うんですが、その期間の自身の活動をどう振り返りますか?
ジャンク フジヤマ(以下、ジャンク):これまでと変わらずにまい進してこれたかな、というのがまず一番ですね。自分のやってきたことが間違ってなかったんだな、自分はこれがやりたいんだって口に出してやり続けてきて良かったなと。ビッグマウスと言われようがなんだろうが(笑)、自分を信じてやり続けてきたことで、今まで出たことのなかったフェスに呼んでもらったり、<音霊>で一青窈さんと一緒にやれたりっていう(8月23日のツーマンライヴ)、色んな話をいただけるようにもなって。そういう場所では、ジャンク フジヤマがどういうヤツか分からないけど観に来たっていう人が多いわけですよね。で、ライヴを観て、肌に合わない人ももちろんいらっしゃると思いますけど、多くの人から“いいね!”と言っていただだけたのは、自分が信じてやってきたことが間違ってなかったからなんだなって嬉しくなりました。
──ジャンクさん自身の音楽はもちろんですが、例えばジェイムス・テイラーを始めとするジャンクさんのルーツにある音楽などに対して、“なぜ日本の20代の若者はこれを観に来ないんだと(笑)”っていう話を前回のインタビューではされていました。自分が信じる音楽が色々な人達に着々と広がりつつある今の状況は、本当に嬉しいでしょうね。
ジャンク:そうですね。なぜ僕がこういう音楽を聴くべきだと言うかというと、そこに現代に息づく音楽のルーツがあるんじゃないかと思うからなんですね。ポップスのエネルギーというか、僕の好きな音楽の土台を作ってくれた人たちには。で、“そういうジャンルを日本に根付かせたのは俺だ”とポンタさん(村上“ポンタ”秀一。今作3曲目「Affection」に参加するなど、ジャンク フジヤマとは縁の深い関係)は言ってましたけど、お前みたいな若者がこういう音楽をやるのが非常に嬉しいって言ってくださって。
──今回の「PROUD」も、「EGAO」も、まさにエネルギーみなぎるポップスという感じがします。躍動感たっぷりのサウンドをバックに爽快な歌声が広がる2曲からは、ポップスならではの耳ざわりの良さだけじゃなく、強烈なエネルギーを感じます。
ジャンク:そういう作品になったのは、やっぱり、生の音で紡いでいくっていうやり方で音楽を作っていくっていうのが、僕の音楽にとっては絶対外せないからだと思います。カラオケを聴いて歌って気持ち良いっていうものとは、まったく違うジャンルだと思うんで。テレビ番組の収録とか、場合によってはそういうシチュエーションでやらなければいけないこともありますが、基本的にはメンバーを揃えて、少なくともバンドでできない場合は3人ないしは2人で生の音でやりたいっていうのが僕の意志の中にはあるので。だから、例えば「PROUD」も、ブラスは別録りになりましたが、ベーシックな音を録るときには、バンド・メンバー全員を集めて“じゃあ、やるぞ!”と。
──音源のレコーディングも、ある意味ライヴと同じような感覚というか?
ジャンク:そうですね。ベーシックなメンバーは全員集まってやりました。メンバーそれぞれ別日に録るんじゃなく、その場でプレイヤー全員の呼吸を感じながら、“せーの!”でやるっていうのが大切なことだと思うんですよね。だから、作曲の名義は知野(芳彦)さんになっていますが、感覚としてはウチのメンバー全員で作った音っていう感覚が強いです。
◆インタビュー続き
この記事の関連情報
ジャンク フジヤマ、初のフルカバーアルバム『憧憬都市 City Pop Covers』のアナログレコードをリリース
ジャンク フジヤマ、初のフルカバーアルバムリリース決定
ジャンク フジヤマ、初のフルカバーアルバムより新曲「流星都市」ティザー動画公開
ジャンク フジヤマ、ニューアルバム『DREAMIN’』発売決定。新曲「雨あがりの街」先行配信
村上“ポンタ”秀一のトリビュートコンサート、開催決定
FIRE HORNS、iTunesチャート好発進
FIRE HORNS、東名阪ワンマンツアー決定
TVアニメ『スペース☆ダンディ』サントラ盤にアーティスト多数集結
ジャンク フジヤマ、ベスト盤より「風になり」ミュージックビデオ公開