UVIから1981年誕生の歴史的なサンプラーの銘機を忠実にモデリングした音源「Emulation One」

ハイ・リゾリューションは、仏UVI（ユーブイアイ/旧UltimateSoundBank）の音源シリーズUVI Soundcard（ユーブイアイサウンドカード）の新タイトル「Emulation One」を発売した。

「Emulation One」は、大人気の「UVI Emulation II」の前編となる、1981年に誕生したサンプラーを忠実にモデリングしたソフトウェア音源。

UVIは完全に復元された実機から丁寧にサンプリングをし、アナログサウンドと現代のデジタル技術を融合することに成功。そして良質なサンプルをコンパクトなサイズにまとめることにより、手頃な価格を実現している。

その魅力はなんといっても、銘機を最新の技術で忠実に再現している点だろう。「Emultion One」のオリジナルとなったサンプラーは、Vangelis、Herbie Hancock、David Bowie、Depeche Mode、Genesis、 喜多郎、Jean-Michel Jarre、Stevie Wonder、Philip Glass、John Carpenterなど、数多くのアーティストに重用された。この8bitのクラシカルなサウンドは、新しいサウンドを探している人を刺激し、そして80年代の宝石のようなサウンドを再発見するはず。

至高のアナログサウンドを200以上収録しているのも注目だ。「Emulation One」は、完全に復元した実機から200種類以上のサウンドをサンプリング。オールド・スクールなドラム、ベース、クワイヤー / ボイス、ギターなどのフレット楽器、効果音、キーボード、マレット、パーカッション、シンセ、ストリングス、オーケストラヒットなどが収録されている。 さらに、8bitのヴィンテージドラムマシーンを再現した「Drumulation One」が付属する。

「Emulation One」は、UVI Soundcard シリーズ付属の音源プレーヤー“UVI Workstation 2”によって、ソフトウェア音源として使用できるほか、MOTU MachFive 3の拡張ライブラリーとしても使用でき、Ableton Live、DigitalPerformer、Logic、ProTools、Cubase、Sonarなどのプラグインとして扱える。


その他、おもな特徴は以下のとおり。

・往年のデジタルサンプラーを再現
・エレポップなどの80年代ダンスミュージックや、それらのインスパイアミュージックに最適
・厳選された200以上のプリセット音色
・ギター、ドラムやシンセパッド、オーケストラヒットなど約1GBを収録
・最新のUVIテクノロジーによる新機能
・サンプリングとモデリングによるサウンド処理のハイブリッド化
・スクリプト処理によるオリジナル機と同じ操作感
・付属のUVI Workstation 2でスタンドアローンまたはAU、VST、RTAS、MASプラグイン音源として使用可能
・MOTU社の Mach Five 3で更なるサウンド編集が可能（別売）

＜システム条件＞
・UVI Workstation　2.0.6（付属）またはMOTU Mach Five 3
・Mac OS X 10.5以上(10.7対応)またはWindows XP (SP2) / VISTA / 7（UVI Workstation 2またはMach Five 3が動作可能な環境）
・2GB以上のRAM
・1GB以上の空きHDD容量
・DVDドライブ（インストールに必要）
・iLok Smart KeyとUSBポート
・インターネット接続環境とiLokアカウント（製品のオーソライズに必要）
・UVI Workstation 2（製品に付属）


◆UVI Soundcard #20 Emulation One
価格：オープン（実勢価格 12,800円前後）
発売日：2012年8月23日

◆Emulation One 製品詳細ページ
◆ハイ・リゾリューション
◆UltimateSoundBankから、あの80年代デジタルサンプラーの銘器を忠実に再現したソフトウェア音源「Emulation II」
◆BARKS 楽器チャンネル