MOTUから初のFireWire/USB2.0ハイブリッド対応デスクトップ型オーディオインターフェイス「Track16」
ハイ・リゾリューションは、米MOTU社のオーディオインターフェイス「Track16」を発売した。
「Track16」は、16×14入出力を備えたFireWire/USB2にハイブリッド対応のデスクトップ型オーディオインターフェイス。
シンプルな操作、エレガントなルックス、プロフェッショナル機能とサウンドを実現した「Track 16」は、最大16イン/14アウト、24bit/192kHz対応、32bitフローティングミキシング、全入出力にEQ、コンプレッサーを装備し、Windows 7やMac OS X 10.7などの64bit OSにネイティブ対応する。
サウンド面では、デジタル制御のアナログトリムによってクリアなサウンドと正確なレベルコントロールが可能。さらに、複数チャンネル同時表示の大型レベルメーター、多彩な解析ツール、MIDI入出力、他のMOTUオーディオインターフェイスとの併用による拡張性など、市場で最も多彩かつプロフェッショナル仕様のデスクトップタイプのオーディオインターフェイスとなっている。
他のmk3シリーズのMOTUインターフェイスと同じ、最高級のDSP処理によってCPUに負担をかけることなく、全入出力チャンネルにブリティッシュEQ、ヴィンテージコンプレッサーを装備し、自由なダイレクトモニタリングを実現しているのもポイント。さらにはリバーブや、FFT、ソノグラム、フェーズメーター、オシロスコープ、ギターチューナーなど、多彩な解析ツールも入力または出力の確認に便利。
高いクロック精度もTrack16のサウンドの魅力の1つ。DDSクロック機能によって非常に高精度のクロックを使用することで、最高級のサウンド/デジタル変換を実現。また、サンプル精度でウルトラロージッターのLTC(SMPTE)シンクにも対応する。
さらに、エフェクト内蔵のデジタルミキサーとしてスタンドアローンでも動作するハイエンドデジタルオーディオデバイスであるという点にも注目。また、複数台のTrack 16やMOTU 8preなどとの組み合わせによる拡張にも対応する。
このほか、DP譲りの高音質DAW「AudioDesk 3」が付属し、すぐにレコーディングを行うことが可能。また、AudioDesk 3はDP7やProToolsとの互換性も約束されている。
その他おもな特長は以下のとおり。
・16×14入出力のオーディオインターフェイス
・スタジオクオリティのサウンド
・最大24bit/192kHzのマルチ入出力
・専用のマイク、ギター入力
・全入出力にDSP処理のEQとコンプレッサーを装備し、同時使用可能
・8ステレオバスのデジタルミキサーを装備し、出力ごとの個別ミックス可能
・入力+DAWのステレオ信号を、ミックスしループバック可能
・全入出力にレベルインジケーターを装備
・専用機顔負けの各種解析ツールとシグナルジェネレーターを装備
・DP直系のDAWソフトウェアAudioDesk 3付属(Mac OS X環境のみ)
・FireWire/USB 2.0ハイブリッド対応、FireWireバス電源駆動可能
・Mac OS X/Windowsマルチプラットフォーム対応
◆Track16(トラック16)
価格:オープン(HRストア価格 69,800円)
発売日:2012年7月20日