ザ・フー活動再開、オリンピック閉会式で新曲披露も
ザ・フーが活動再開、今秋36公演におよぶ全米ツアーを実施することを18日、ウェブ記者会見で明らかにした。同ツアーでは彼らの代表作『四重人格』のロック・オペラを再現するという。
4人組ブリティッシュ・ロック・バンドで残存しているピート・タウンゼントとロジャー・ダルトリーの2人。タウンゼントとの長年のステージについてダルトリーは、「ステージでは何かが起こり、まさに戦争のようなものだ。ピートは俺を高揚させてくれるし、つまらないことなんてこれまで一度もなかったぜ」と、彼とのステージを楽しみにしている様子だ。
また、彼らはロンドン・オリンピックにも関与しており、閉会式で新しくレコーディングした曲を披露することになっているそうだ。「特別なエンディングになるだろう。これまでイギリスは偉大なミュージックを世界に送り出してきており、そのことを再現したいんだ」とダルトリー。
一方、全米ツアーには以前と同様、ドラムにザック・スターキー(リンゴ・スターの息子)、ベースにピノ・パラディーノ、ギタリストにサイモン・タウンゼント(ピートの実弟)らが参加することになっており、11月1日フロリダ州サンライズでキック・オフする。20公演のあと中休みに入り、2013年1月28日にカリフォルニアのアナハイムで再開。2月26日のリッチモンド州プロヴィデンス公演まで続く予定だ。
◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
この記事の関連情報
ザ・フー、『四重人格』がバレエ作品に
ロジャー・ダルトリー「生きている間にキース・ムーンの映画を作り宣伝活動をしたい」
ピート・タウンゼント、ザ・フーでは「誰かの代わりを務めているように感じる」
ブライアン・メイ、あらためてピート・タウンゼントを称賛「彼抜きでロック・ギターは想像できない」
ザ・フーのピート・タウンゼント、『トミー』の母を演じたアン=マーグレットの新作に参加
ゲス・フー、ザ・フーに名義変更を要求するも追い返される
リアム、エド、マッドネスら<Teenage Cancer Trust>公演に出演
ザ・フーのピート・タウンゼント「俺はツアーの最中に死にたくない」
ザ・フー、キース・ムーンの映画を制作