クイーンズライク、メンバー不和の噂、新バンド結成……真相は?
最近起こった2~3の事件のせいでクイーンズライクのファンやメタルのニュース・サイトはバンド内に何かまずいことがあるのではないかといぶかっている。
5/13、メタルスラッジTVは4/14のブラジル公演を前にメンバー・チェンジがあったと報じた。それによるとバンド(ギタリストのマイケル・ウィルトンとパーカー・ラングレン、ベーシストのエディ・ジャクソン、ドラマーのスコット・ロケンフィールド)はシンガーのジェフ・テートにクビを言い渡し、テートは報復として二人のメンバーを攻撃したとされる。
さらに、メモリアル・デーの週末に開催されたオクラホマのロクラホマ・フェスティバルで、テートはステージ上で観客に向かって「おまえら最低」と発言した。冗談のつもりなのかくすくす笑いながら、彼は「なあ、今日は日曜だよな。明日は働かなきゃならないんだろ。だからってやめちゃうのか? なあ、人生は一度きりなんだよ。ま、日曜日にここにいられて良かったよ」と語った。このビデオはYouTubeで出回っている。
さらに5/29、ウィルトン、ロケンフィールド、ラングレン、ジャクソンがクリムゾン・グローリーのシンガー、トッド・ラ・トーレとライジング・ウェストというバンドを結成し、6/8、6/9にシアトルのハード・ロック・カフェでクイーンズライクの最初の5枚のアルバムからの曲をプレイする……という発表がいくつかのメタル・サイトで報じられた。ライジング・ウェストはこの夏レコーディングのためにスタジオに入る予定だという。
メタル・ファンはバンドがどうなっているのか噂しているが、ラ・トーレはクリムゾン・グローリーを辞めていないという声明を発表している。
「クイーンズライクのメンバーと新しい音楽活動を始める。これに参加することを誇りに思うし名誉に感じている。それでもクリムゾン・グローリーは新しいレコードのために曲を書いている。心配するな。これは驚くべき新しい一章の始まりになるだろう。みんなの応援に感謝してるよ!」
クイーンズライクのパブリシストは「ジェフ・テートがこの夏自分のアコースティック・ソロ・パフォーマンスに専念している間、他のメンバーはライジング・ウェストという新しいバンドを結成した……という以外言いようがないね。みんな忙しくして、新しいことにトライし、得意なことをやりたがってるんだ。クイーンズライクとしても年内にいくつかライブをやることになっている」と述べている。
実際バンドのウェブサイトによると5/29にテートはソロ・ツアーをスタートさせるが、バンドの30周年記念ツアーも6/11に入っており、テートのソロとバンドのライブが間を縫うように続くことになっている。
◆ニュース提供:ビルボード
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