テネイシャスD、全米アルバム・チャートで初登場Top 10入りが濃厚に
5/23(水)の朝に発表される最新の全米アルバム・チャートは、アダム・ランバートの新作『トレスパッシング』が初登場No.1を獲得する可能性が確実視されているが、そのほかにも多く作品がTOP 20入りを果たすと予測されている。
業界筋によると、ランバートの『トレスパッシング』は5/20(日)締めの週間売り上げで、発売初週で80,000~90,000枚程度の売り上げに落ち着くものと見られている。しかし他に大物作品のリリースもなかったことから、熾烈な競争に巻き込まれることなくあっさりと初登場No.1を達成すると見られている。
そしてランバートに続いて2位にランク・インするのは、週間売り上げ60,000~70,000枚と予測されているアデルの『21』という線が濃厚だ。
そんな中、俳優のジャック・ブラックとカイル・グラスによるコメディー・ロック・デュオ、テネイシャスDの新作『ライズ・オブ・ザ・フェニックス』が注目されている。このアルバムは彼らにとって2006年の『ザ・ピック・オブ・ディステニー』のサウンドトラック以来となる作品で、週間売り上げ40,000~50,000枚で初登場Top 10入りを果たす可能性が高いと見られている。
また、FOXの人気ドラマ『GLEE』の最新サウンドトラック『GLEE, THE MUSIC: SEASON THREE – THE GRADUATION ALBUM』も週間売り上げ40,000~50,000枚で初登場TOP 10入りがほぼ間違いなさそうだ。とはいえ、ライヴ映画版のサントラを除く過去10枚の『GLEE』関連のフル・サウンドトラック・アルバムとしては過去最低の発売初週売り上げになりそうで、これまでの最低記録だった昨年12月リリースの『GLEE, THE MUSIC: SEASON 3 – VOLUME 7』の58,000枚を下回りそうだ。
そして2007年を最後に全米アルバム・チャートから姿を消していたロック・バンド、ガービッジがチャート復帰を果たすことが確実で、2005年の『ブリード・ライク・ミー』以来となる最新スタジオ・アルバム『ノット・ユア・カインド・オブ・ピープル』が発売初週売り上げ20,000枚で高ポジションからのスタートとなりそうだ。
しかし、このガービッジと共に初登場でTOP 10入りするかどうかギリギリで争いそうなのが、ビーチ・ハウスの4作目のスタジオ・アルバム『ブルーム』で、どちらのアルバムも11位~20位圏内に落ち着くというのが堅実な線と見られている。
◆ニュース提供:ビルボード
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