ロンドン・オリンピック、ザ・フーのキース・ムーンの死を知らずに招待状を送る

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数週間前、ロンドン・オリンピック開会式の主催者はキース・ムーンが亡くなっているのを知らず、キースを含めたザ・フーのパフォーマンスを開会式の目玉にしようと考えていたとのニュースが流れたが、驚くことにこれは事実だったようだ。

バンドのマネージャーに続き、フロントマンのロジャー・ダルトリーがアメリカのTV番組『Jimmy Kimmel Live!』のインタビューで認めた。「手紙、正確にはメールをもらったんだ。キース・ムーンに開会式に出席して欲しいって。俺らのマネージャーはこう返事したよ。“実のところ、彼は現在ゴルダーズ・グリーン墓地に永住しております。この34年間そうです。でも、もし丸いテーブルとキャンドル、グラスなどを用意していただければ、彼を呼び出すことができるかもしれません(降霊会を通じて)”ってね」

開閉会式のパフォーマーがなかなか発表されないことにしびれを切らしている英国人。現在のところ、ザ・ローリング・ストーンズ、レッド・ツェッペリン、ピンク・フロイド、ザ・フェイセズ、セックス・ピストルズらが出演を断ったといわれている。

Ako Suzuki, London
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