『ハンガー・ゲームス』、続編もの以外では過去最高のオープニング記録を樹立

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映画『ハンガー・ゲームス』が北米でこの週末に記録した興行成績が1億5,500万ドルに達する可能性がほぼ確実となり、続編ものではない作品として過去最高のオープニング記録を打ち立てるとともに、3月の公開作品としてもこれまでで最高の数字となることがわかった。

続編を含む映画作品全体では、昨年の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2』(1億6,920万ドル)、2008年の『ダーク・ナイト』(1億5,840万ドル)に次ぐ歴代3位のオープニング記録となる

ライオンズゲートがこの映画の制作に費やした費用は1億ドル以下で、公開初日の金曜日1日で深夜上映分で得た1,975万ドルを含む6,800万ドルを稼ぎ出し、翌土曜日にはさらに5,000万ドルを叩き出している。そして全世界での公開初日3日間のグロス興行成績は、2億1,400万ドルにも達するという試算だ。

『ハンガー・ゲームス』は、人気の『トワイライト』シリーズよりも多い4,137のスクリーンで公開された。またオープニング成績としては、2009年11月に公開された『ザ・トワイライト・サーガ:ニュー・ムーン』の1億4,280万ドル以来の大きな数字となった。

一方『ハンガー・ゲームス』のサウンドトラックも、3/25の集計時点で少なくとも15万枚には達すると見込まれており、全米アルバム・チャートで初登場No.1を獲得するとことが確実視されている。ちなみに映画サウンドトラックとしていきなりNo.1に輝いた直近の作品は、マイケル・ジャクソンの『ディス・イズ・イット』(2009年11月14日付け)だった。

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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