AI、<「ウツクシキモノ」歌ってみろ選手権>でファンの歌唱を絶賛
2月にリリースしたEMIミュージック・ジャパン移籍第一弾アルバム『INDEPENDENT』を引っさげた全国ツアー<AI「INDEPENDENT」TOUR 2012>が開幕目前のAI。6月22日・日本武道館でファイナルを飾る待望のツアーは、コカ・コーラ 2011 クリスマスキャンペーンソングとしてもお馴染みの「ハピネス」、『マイケル・ジャクソン トリビュート・ライブ』テーマソング「Letter In The Sky feat. The Jacksons」を始めとする『INDEPENDENT』収録の多彩な楽曲群をたっぷり堪能させてくれるに違いないステージが楽しみだが、その『INDEPENDENT』の中でも屈指の名バラード「ウツクシキモノ」をテーマにした注目のイベントが開催された。
◆AI、<「ウツクシキモノ」歌ってみろ選手権>~拡大画像~
AI:この曲は、アルバムの中でも一番レコーディングが大変で!高音域が本当に高くて、歌うときは毎回「これ、いけるかな……」ってなりますからね。私は地声が元々低いっていうのもあるから、これを歌うときは、本当に調子を整えておかないといけないんですよ。低いところから高いところまでワーッと押す感じで、でも力みすぎるとダメっていうコントロールが必要で。パワーが要るけどコントロールも必要だから、本当に難しい曲なんです。
<「ウツクシキモノ」歌ってみろ選手権>と題された今回のイベントは、その名のとおり、映画『ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵』のエンディング・テーマでもある「ウツクシキモノ」のカラオケへの挑戦者を募るコンテスト企画。そして、この「ウツクシキモノ」は『INDEPENDENT』の制作でAI自身がかなりの苦労を経験したという1曲だけに、歌いこなすことは容易じゃないということは曲を聴いた人なら誰もが一目瞭然で頷いていただけるはず。そんな超難関曲に、第一興商とEMIミュージック・ジャパンの特設サイト経由で総数150名以上がチャレンジし、その挑戦者の中から厳選された3名がJ-POP CAFE渋谷で開催された決勝大会のステージに立った。
AI:本当に色んな人が応募してくれましたね。男性も応募してくれて、その方は年配の人だったんですけど、私の歌をキーも下げずにオペラみたいに歌ってくれたんですよ。私とは歌い方が全然違う感じだったんですけど、私の曲を本当によく聴いてくれたんだろうなっていうのが分かったし、他の皆さんも本当にすごかったです。
性別、老若男女問わず集結したエントリー者の中から厳選された決勝進出者は、3人とも文句なしの超高レベル。厳かに、そして雄大に、1曲の中で起伏に富んだ展開を見せるドラマチックなバラード・ナンバーを見事に歌い上げる姿に、審査員を務めたAIは「ヤバい!」を連発だ。「私からはもう何も言えないぐらい素晴らしいですよ、本当に良かった!」。「サビが始まるたびにビビビッと来ました、最高です!」。「私も高いところに声が届かなそうになるときがあるんですけど、本当に素晴らしかったです!」。メロディが佳境に突入し、歌声がどんどん雄大になっていく出場者の見事な歌唱ぶりに拍手と歓声を贈り、三者三様の個性を発揮した出場者を絶賛するAI。そして、「3人優勝でいいんじゃないですか(笑)?」と悩みに悩んだ末に優勝者に選んだのは、京都府の清瀬茜さん!
AI:歌うときに自分なりの歌いまわしにしているし、安定感もあるし。私のメロディをそのまま歌うんじゃなくて、ちょっと変えたりする個性があって、曲の世界に入り込んでいて……。こんな素晴らしい人が世の中にはいるんだなっていうのが見られただけでも嬉しかったし、また私も「歌いたい!」って気持ちがすごく沸いてきて。(準優勝の)二人もそうだったんですけど、すごいパワーがあって素晴らしかったです!
AIからあらためて絶賛を受けた清瀬さんには、優勝賞品としてAIとのデュエットがプレゼントされ、観覧に駆けつけたファンも総立ちで加わり「ハピネス」の大合唱を響き渡らせる。君が笑えばこの世界に幸せが広がる、この手でその手でつながる──。まさしく「ハピネス」の歌詞どおり、会場はいつものライブと変わらないハッピーな一体感で包まれた。
AI:私、カラオケが大好きで、友達と二人で16時間ぐらい歌ったことありますからね(笑)。あと、海外のアーティストが日本に来ると、私は英語がちょっと喋れることもあって色々誘ってもらえるんですよ。で、そういう場に行かせてもらうと、みんなカラオケを延々と歌ってたりしますね。その場に私は同席できなかったんですけど、チャカ・カーンが日本に来たときに、ライブの前の日に声がカスカスで「風邪ひいたんですか?」って聞いたら、「いやいや、カラオケがトゥー・マッチになっちゃって!」とか言ってましたよ(笑)。
カラオケにまつわるそんなエピソードも披露してくれたAI自身は、ホイットニー・ヒューストン、マイケル・ジャクソン、椎名林檎、宇多田ヒカルから演歌まで、カラオケでは様々なジャンルの楽曲を歌うそうだ。ちなみに、このイベント終了後に「今歌いたい曲は?」と聞くと、『五輪真弓さんの「恋人よ」とか大橋純子さんの「シルエット・ロマンス」とか、そういう昭和な感じがいいですね!』と答えてくれた。その自分の好きな様々な音楽を本当に楽しそうな口調で語る彼女は、自身の最新作『INDEPENDENT』でも、エレクトロ・ダンスチューンから壮大なバラードまで多彩な楽曲に挑戦している。
AI:「INDEPENDENT WOMAN」も「恋人よ」も、私の中ではある意味そんなに変わらない気がするんですよ(笑)。ビートがちょっと強調されて歌いまわしはちょっと違うけど、コード感とかはじつは似てたり。ゆっくり歌うと、あのメロディはちょっと昭和っぽい感じになりそうだし。面白いですよ、音楽って本当に! 『INDEPENDENT』もそうだけど、音楽はね、そのときの気分で作るのが一番良いと思うんですよ。「この曲最高!」「今日はこういう曲にひたりたい!」とか、「こういう曲ではしゃぎたい!」「うわっ、ヤバい!」って思える音楽は、ジャンル関係なくありますからね。そう思える音楽を自分でもやりたいっていうのはすごくありますよね。
アッパーなダンスチューンで踊り、ディープな楽曲の世界観にひたり、壮大なメロディをその場にいる全ての人と歌い……。『INDEPENDENT』でも感じさせてくれた音楽の様々な楽しさを、4月13日埼玉・三郷市文化会館からスタートする全国ツアーでも彼女は思いっきり堪能させてくれるはず。人と人が音楽で繋がる素晴らしい音楽空間を心待ちにしていよう。
取材・文●道明利友
◆AI オフィシャルサイト
◆DAM★とも オフィシャルサイト
◆BARKS カラオケチャンネル
◆AI、<「ウツクシキモノ」歌ってみろ選手権>~拡大画像~
AI:この曲は、アルバムの中でも一番レコーディングが大変で!高音域が本当に高くて、歌うときは毎回「これ、いけるかな……」ってなりますからね。私は地声が元々低いっていうのもあるから、これを歌うときは、本当に調子を整えておかないといけないんですよ。低いところから高いところまでワーッと押す感じで、でも力みすぎるとダメっていうコントロールが必要で。パワーが要るけどコントロールも必要だから、本当に難しい曲なんです。
<「ウツクシキモノ」歌ってみろ選手権>と題された今回のイベントは、その名のとおり、映画『ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵』のエンディング・テーマでもある「ウツクシキモノ」のカラオケへの挑戦者を募るコンテスト企画。そして、この「ウツクシキモノ」は『INDEPENDENT』の制作でAI自身がかなりの苦労を経験したという1曲だけに、歌いこなすことは容易じゃないということは曲を聴いた人なら誰もが一目瞭然で頷いていただけるはず。そんな超難関曲に、第一興商とEMIミュージック・ジャパンの特設サイト経由で総数150名以上がチャレンジし、その挑戦者の中から厳選された3名がJ-POP CAFE渋谷で開催された決勝大会のステージに立った。
AI:本当に色んな人が応募してくれましたね。男性も応募してくれて、その方は年配の人だったんですけど、私の歌をキーも下げずにオペラみたいに歌ってくれたんですよ。私とは歌い方が全然違う感じだったんですけど、私の曲を本当によく聴いてくれたんだろうなっていうのが分かったし、他の皆さんも本当にすごかったです。
性別、老若男女問わず集結したエントリー者の中から厳選された決勝進出者は、3人とも文句なしの超高レベル。厳かに、そして雄大に、1曲の中で起伏に富んだ展開を見せるドラマチックなバラード・ナンバーを見事に歌い上げる姿に、審査員を務めたAIは「ヤバい!」を連発だ。「私からはもう何も言えないぐらい素晴らしいですよ、本当に良かった!」。「サビが始まるたびにビビビッと来ました、最高です!」。「私も高いところに声が届かなそうになるときがあるんですけど、本当に素晴らしかったです!」。メロディが佳境に突入し、歌声がどんどん雄大になっていく出場者の見事な歌唱ぶりに拍手と歓声を贈り、三者三様の個性を発揮した出場者を絶賛するAI。そして、「3人優勝でいいんじゃないですか(笑)?」と悩みに悩んだ末に優勝者に選んだのは、京都府の清瀬茜さん!
AI:歌うときに自分なりの歌いまわしにしているし、安定感もあるし。私のメロディをそのまま歌うんじゃなくて、ちょっと変えたりする個性があって、曲の世界に入り込んでいて……。こんな素晴らしい人が世の中にはいるんだなっていうのが見られただけでも嬉しかったし、また私も「歌いたい!」って気持ちがすごく沸いてきて。(準優勝の)二人もそうだったんですけど、すごいパワーがあって素晴らしかったです!
AIからあらためて絶賛を受けた清瀬さんには、優勝賞品としてAIとのデュエットがプレゼントされ、観覧に駆けつけたファンも総立ちで加わり「ハピネス」の大合唱を響き渡らせる。君が笑えばこの世界に幸せが広がる、この手でその手でつながる──。まさしく「ハピネス」の歌詞どおり、会場はいつものライブと変わらないハッピーな一体感で包まれた。
AI:私、カラオケが大好きで、友達と二人で16時間ぐらい歌ったことありますからね(笑)。あと、海外のアーティストが日本に来ると、私は英語がちょっと喋れることもあって色々誘ってもらえるんですよ。で、そういう場に行かせてもらうと、みんなカラオケを延々と歌ってたりしますね。その場に私は同席できなかったんですけど、チャカ・カーンが日本に来たときに、ライブの前の日に声がカスカスで「風邪ひいたんですか?」って聞いたら、「いやいや、カラオケがトゥー・マッチになっちゃって!」とか言ってましたよ(笑)。
カラオケにまつわるそんなエピソードも披露してくれたAI自身は、ホイットニー・ヒューストン、マイケル・ジャクソン、椎名林檎、宇多田ヒカルから演歌まで、カラオケでは様々なジャンルの楽曲を歌うそうだ。ちなみに、このイベント終了後に「今歌いたい曲は?」と聞くと、『五輪真弓さんの「恋人よ」とか大橋純子さんの「シルエット・ロマンス」とか、そういう昭和な感じがいいですね!』と答えてくれた。その自分の好きな様々な音楽を本当に楽しそうな口調で語る彼女は、自身の最新作『INDEPENDENT』でも、エレクトロ・ダンスチューンから壮大なバラードまで多彩な楽曲に挑戦している。
AI:「INDEPENDENT WOMAN」も「恋人よ」も、私の中ではある意味そんなに変わらない気がするんですよ(笑)。ビートがちょっと強調されて歌いまわしはちょっと違うけど、コード感とかはじつは似てたり。ゆっくり歌うと、あのメロディはちょっと昭和っぽい感じになりそうだし。面白いですよ、音楽って本当に! 『INDEPENDENT』もそうだけど、音楽はね、そのときの気分で作るのが一番良いと思うんですよ。「この曲最高!」「今日はこういう曲にひたりたい!」とか、「こういう曲ではしゃぎたい!」「うわっ、ヤバい!」って思える音楽は、ジャンル関係なくありますからね。そう思える音楽を自分でもやりたいっていうのはすごくありますよね。
アッパーなダンスチューンで踊り、ディープな楽曲の世界観にひたり、壮大なメロディをその場にいる全ての人と歌い……。『INDEPENDENT』でも感じさせてくれた音楽の様々な楽しさを、4月13日埼玉・三郷市文化会館からスタートする全国ツアーでも彼女は思いっきり堪能させてくれるはず。人と人が音楽で繋がる素晴らしい音楽空間を心待ちにしていよう。
取材・文●道明利友
◆AI オフィシャルサイト
◆DAM★とも オフィシャルサイト
◆BARKS カラオケチャンネル
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