キッド・カディ、アデル、ホイットニーに続くランク・イン
最新の全米アルバム・チャートは、週間売り上げ247,000枚で相変わらずアデルの『21』が首位の座をキープ。同作品はこれで23週目のNo.1を獲得し、1984~1985年に24週のNo.1記録を持つプリンス&ザ・レヴォルーションの映画『パープル・レイン』のサウンドトラック以来となる最長No.1記録を樹立した。
『21』が今年に入ってから売り上げた累計数は207万枚にものぼり、これは当然2012年度のトップ・セールス作品だ。ちなみに『21』の次に高い売り上げ累計となっているのは、先月他界ホイットニー・ヒューストンのベスト盤『ホイットニー:ザ・グレイテスト・ヒッツ』だが、数字の面ではアデルに大きく水をあけられ527,000枚にとどまっている。
また、年が明けて間もないこの時期にすでに年間200万枚以上の売り上げを達成した作品としては、2003年の3/2の集計で発売直後ながらもすでに260万枚を達成していた50セントの『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』以来となった。
アデルに続いて今週2位につけたのは、ホイットニー・ヒューストンのベスト盤『ホイットニー:ザ・グレイテスト・ヒッツ』で、3位には初登場作品として唯一のTOP 10入りを果たしたキッド・カディの『WZRD』がランク・インした。このアルバムはプロデューサーのドット・ダ・ジーニアスとのコラボ作品で、発売初週の売り上げは66,000枚だった。
以下、4位にはコンピレーション・アルバム『NOW 41』、5位には映画『ザ・ボディガード』のサウンドトラック、6位にはタイガの『ケアレス・ワールド』、7位にはアデルの『19』、8位にはドレイクの『テイク・ケア』、9位にはリアーナの『トーク・ザット・トーク』、そして10位にはホイットニー・ヒューストンの『そよ風の贈りもの』と続いている。
◆ニュース提供:ビルボード
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