THE BEATNIKS、マニアまでも唸らせたライブパフォーマンス


◆THE BEATNIKS画像
オープニング、ステージ後方に設置されたスクリーンに映像が映し出され、会場内に流れたのは「Le Sang du Poete/詩人の血」。ファースト・アルバム『EXITENTIALISM(出口主義)』の1曲目に収録された楽曲で、THE BEATNIKSの歴史の第一歩を記念する作品だ。続いてスリム・ブラック・スーツに、黒のハット&タイと黒ずくめのコスチュームを纏った二人が舞台に表れ、最新アルバムの1曲目収録曲「A Song for 4 Beats」で<LET'S GO TO BEATOWN>ツアーは幕を開けた。

ハイライトは終盤の「カットアップだ!我らの実存 Cut Up Our Existence」。ビートニク世代を代表する米・作家ウィリアム・バロウズが生み出した「カット・アップ」にならって、高橋幸宏、鈴木慶一、高野寛の3人が帽子の中に入れたバラバラに刻んだワードをランダムに取り出し繋げていく「カット・アップ」パフォーマンスを披露。まさに、本公演のタイトルでもある『BEATOWN』がステージで具現化された。

THE BEATNIKSの続くステージは11月25日の中野サンプラザ。大阪会場に集まったファンを魅了させた『BEATOWN』世界をいよいよ東京で再現することになる。
<THE BEATNIKS LIVE2011 "LET'S GO TO BEATOWN">
11月25日(金)
@東京・中野サンプラザ
18:15開場/19:00開演
プレミアシート¥10,500(特典付)/指定席¥7,000
サポート・ミュージシャン:白根賢一(Ds)/高桑圭(B)/堀江博久(KB)/高野寛(G)/高田漣(G)/権藤知彦(Euphonium、Computer, etc)
◆THE BEATNIKSオフィシャルサイト
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