<秋のヘッドホン祭2011>、新製品大量出展の大盛況
フジヤエービック主催の<秋のヘッドホン祭2011>が10月29日にスタジオプレイス青山にて開催された。年に2回の<ヘッドホン祭>も毎回大盛況で、今回はフロア数も増えてさらに大規模になっての展開となった。音楽をポータブルプレーヤー機器だけではなく、スマートフォンでも聴く機会が多くなる中、ヘッドホンやイヤホンの注目度はさらに高まっているといえるだろう。会場には女性客や家族連れのお客さんも目に付き、回を増すごとに関心を持つ人の裾野が広がっているように感じられた。
◆<秋のヘッドホン祭2011>画像
では、さっそくレポートを紹介しよう。
AKGブースでは、かねてより音を聴いてみたかったK3003の音を実際に聴けた。自分が今ヘッドホン祭の会場にいる事を忘れてしまうくらい、その音場のすばらしさを体感することができたのだが、この感動は来場者も体感したことだろう。残念ながら今回は自分のプレーヤーへの直接接続だったのだが、次はシッカリしたヘッドホンアンプを通して聴いてみたい。またAKGブースでは、初お目見えとなる密閉型モデルK505も展示されていた。
ゼンハイザーブースではこれまで未発表のIE60、IE80が披露されていた。まだ詳細は明かされておらず、試聴は可能となっていた。中低域が力強く出ていたIE8とは異なり、IE80は中高域とのバランスが整った高級感のある音へ変わっているという感じだった。
<ヘッドホン祭>の前日に発売となったSE535 Special Editionが試聴出来るSHUREブース。同じく発表されたばかりで、怒濤の4ドライバー搭載のイヤホンWestone4Rを展示するウエストンも大盛況っぷり。やはりハイエンドのモデルをまとめて試聴出来る環境は大変ありがたい。僕も自分のプレーヤーにレビュー用の楽曲を入れて、同じ曲をいくつものモデルで聴きくらべさせてもらった。
国内メーカーに目を向けてみると、JVCケンウッドブースでは、ツインユニット搭載のHA-FXT90のシャンパンゴールド限定カラーの展示があり。もともと1万円以下の価格帯モデルではあるが、量感のある音と、大人びた高級感のあるカラーリングで、グッとお値打ち感もアップしている。
ヤマハブースでは、Web限定販売となっているEPH-100の展示があり、量販店などで試聴する事が出来なモデルだけに貴重な機会となった。
フォステクスブースでは、今回の<ヘッドホン祭>で発表会を行いお披露目となったTH900は、発表会後に同じく新発表となったアンプHP-A8での試聴も可能となっており、我先にと試したい来場者で列をなしていた。
オーディオテクニカブースでは創立50周年モデルが来場者の目を惹き付けていた。創立50周年記念ヘッドフォンATH-W3000ANV、ATH-CKW1000ANV、ATH-PRO700MK2ANV、同じく創立50周年記念となるヘッドフォンアンプAT-HA5000ANVが発売前のタイミングでいち早くブースに並んでいた。
このように国内外様々なメーカーのヘッドホンが、価格帯も幅広くラインナップされて展示されているので、色々な人が楽めた事だろう。また今回初お披露目となるモデルや、試作段階のモデルの紹介等、ここでないと触れる事が出来ないモデルも多く、会場に足を運ぶ事が出来た人にとっては貴重な体験となったかと思う。この<ヘッドホン祭>は年に2回開催されているので、少しでも興味を持った人は次回開催時に足を運んでみてはいかがだろうか。
Text & Photo:JOSE
◆<秋のヘッドホン祭2011>画像
では、さっそくレポートを紹介しよう。
▲AKG K3003 | ▲AKG K505 |
▲ゼンハイザーIE60 | ▲ゼンハイザーIE80 |
▲SHURE | ▲ウエストン |
▲JVCケンウッド HA-FXT90 | ▲ヤマハEPH-100 |
▲フォステクスTH900 | ▲オーディオテクニカATH-W3000ANV&AT-HA5000ANV |
ゼンハイザーブースではこれまで未発表のIE60、IE80が披露されていた。まだ詳細は明かされておらず、試聴は可能となっていた。中低域が力強く出ていたIE8とは異なり、IE80は中高域とのバランスが整った高級感のある音へ変わっているという感じだった。
<ヘッドホン祭>の前日に発売となったSE535 Special Editionが試聴出来るSHUREブース。同じく発表されたばかりで、怒濤の4ドライバー搭載のイヤホンWestone4Rを展示するウエストンも大盛況っぷり。やはりハイエンドのモデルをまとめて試聴出来る環境は大変ありがたい。僕も自分のプレーヤーにレビュー用の楽曲を入れて、同じ曲をいくつものモデルで聴きくらべさせてもらった。
国内メーカーに目を向けてみると、JVCケンウッドブースでは、ツインユニット搭載のHA-FXT90のシャンパンゴールド限定カラーの展示があり。もともと1万円以下の価格帯モデルではあるが、量感のある音と、大人びた高級感のあるカラーリングで、グッとお値打ち感もアップしている。
ヤマハブースでは、Web限定販売となっているEPH-100の展示があり、量販店などで試聴する事が出来なモデルだけに貴重な機会となった。
フォステクスブースでは、今回の<ヘッドホン祭>で発表会を行いお披露目となったTH900は、発表会後に同じく新発表となったアンプHP-A8での試聴も可能となっており、我先にと試したい来場者で列をなしていた。
オーディオテクニカブースでは創立50周年モデルが来場者の目を惹き付けていた。創立50周年記念ヘッドフォンATH-W3000ANV、ATH-CKW1000ANV、ATH-PRO700MK2ANV、同じく創立50周年記念となるヘッドフォンアンプAT-HA5000ANVが発売前のタイミングでいち早くブースに並んでいた。
このように国内外様々なメーカーのヘッドホンが、価格帯も幅広くラインナップされて展示されているので、色々な人が楽めた事だろう。また今回初お披露目となるモデルや、試作段階のモデルの紹介等、ここでないと触れる事が出来ないモデルも多く、会場に足を運ぶ事が出来た人にとっては貴重な体験となったかと思う。この<ヘッドホン祭>は年に2回開催されているので、少しでも興味を持った人は次回開催時に足を運んでみてはいかがだろうか。
Text & Photo:JOSE
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