成長期限定ユニット・さくら学院の<学院祭>。重音部ではメロイックサインも揺れる

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成長期限定ユニット・さくら学院が、10月22日と23日の両日、Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREでイベント<さくら学院祭☆2011>を開催した。各公演350枚のチケットは即完。熱気に溢れる会場で12人のメンバーは、“教室エンターテインメント”というテーマにふさわしい、爽やかで可愛いステージや、重音部 BABYMETAL、新聞部 SCOOPERSをはじめとしたクラブ活動ユニットなど、様々な表情を見せた。

◆さくら学院 画像@<さくら学院祭☆2011>

イベントは学校生活を舞台にしたポップ・チューン「チャイム」でスタート。小学5年生の10歳から、中学3年生の15歳までの制服姿のメンバーがステージを華やかに彩り、会場のテンションを上げていく。また、日替わりで登場したクラブ活動ユニット。中でも、23日の2回目の公演には、新聞部 SCOOPERSとともに、重音部BABYMETALが登場した。

これまでの可愛いムードが一変して重厚なSEの中、ゴスロリ調の衣装に身を包んだ中元すず香(中等部)、菊地最愛(小等部)、水野由結(小等部)のBABYMETALが姿を見せる。そして3人から、「重音部」「BABYMETAL」と記されたタオルが掲げられると、オーディエンスのメロイックサインも揺れる。BABYMETALは、ヘヴィーなアイドルチューンの「ド・キ・ド・キ☆モーニング」と「イジメ、 ダメ、ゼッタイ」を披露。小等部のふたりは、メロイックサインが若干“きつねさん”になりつつも、ステージを駆けまわる熱いパフォーマンスを見せて、会場を沸かせた。

そのほかにも、今回の学院祭には新しいトライがたっぷり。まずは友情をテーマにした楽曲「FRIENDS」とリンクしたお芝居「放課後のさくら学院」。メンバー同士の気持ちのすれ違いから仲直りまでを描いたストーリーを中心にしたこのコーナーからは、彼女たちの新たな表情が伝わる。また、メンバー全員がリコーダーで合唱曲として知られる「グリーングリーン」を演奏し、そこから創作ダンスに挑戦するというスペシャル企画も。さらに田口華、磯野莉音の小等部のふたりがメンバーに「夏の想い出」「気になるメンバー」をインタビューしたり、2011年の夏のイベントからリハーサルの様子を収めた映像なども紹介されるなど、さくら学院のカラフルな魅力がしっかりと感じられる内容となった。

もちろん、全員そろってのパフォーマンスもさらに進化。フォーメーションを自在に変化させながら、ダイナミックかつキュートなライヴを展開していく。1時間半、全13曲があっというまに終わってしまう充実のステージに、メンバー自身も「去年の学院祭よりもパワーアップできたと思います!」(飯田來麗)、「メンバーのチームワークも強くなりました!」(佐藤日向)と大きな手ごたえを感じていたようだ。

ライヴ終盤には、8月に行なわれた<TOKYO IDOL FESTIVAL 2011 Eco&Smile>で初披露された新曲「オトメゴコロ」を熱演。さらに“生徒会長”の武藤彩未の「うれしいお知らせがたくさんあります!」というMCの後、2ndシングル「ベリシュビッッ」の12月21日リリース、さくら学院の活動を体感できるイベント<オープンキャンパス 学校説明会>(11月23日 渋谷・山野ホール)が発表され、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。ちなみに先日レコーディングされたばかりという新曲「ベリシュビッッ」は、フォークダンスがテーマとのこと。

さくら学院の公式Androidアプリ「さくら学院お道具箱」シリーズから時計アプリのアラーム音の生披露や、学院祭のための新曲披露、さらにオーディエンスからの「森先生マジ天使!」の声も飛ぶ中、最後に、武藤彩未が「さくら学院はまだまだ止まりません。これからもずっと応援してください!」と力強く宣言。さくら学院はここから、さらに大きな注目を集めることになりそうだ。

◆さくら学院 オフィシャルサイト
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