小田和正、「リベンジするんだと、固く誓っていました」
小田和正が全国ツアー<明治安田生命Presents KAZUMASA ODA TOUR 2011“どーも どーも”その日が来るまで>の東京ドーム公演にて3年前のリベンジを無事果たすことができた。
◆小田和正@東京ドーム画像
3年前の2008年11月26日&27日、東京ドーム公演の5日前のゲネプロ中に自転車で転倒し、右足付け根と腰を強打した小田和正は、会場全体に張り巡らされたせっかくの花道を駆け抜ける事ができなかった。大観衆を前に「皆さんと、この花道を用意してくれたスタッフに申し訳なく、とっても残念に思います。次回は目にも止まらぬ早さで走り抜けてみます!」とリベンジを誓っていたわけだが、今回無事に東京ドーム公演を完遂、会場に設置された7つのステージを結ぶ全長約500メートルを駆け抜けた。
自身最大動員の全国25会場48公演(札・東・名・大・福の5大ドーム8公演を含む)、総動員数67万人を超えるこのツアーで、東京ドームでは、大歓声の中「明日」からライブがスタートした。
「3月、誰もが予期していなかった災害がおき、このツアーもほとんど中止になりかけておりましたけど、考え、迷って、やっぱりどうしてもやるべきという風に思い至って、5月“その日が来るまで”とタイトルをかかげてツアーをスタートしました。それからおよそ5ヶ月。ドームツアーに突入し、さらにいくつかの公演もやがて終えていこうとしています、しかしながらその日はまだまだ遠いです。日々被災地の人達を思い、きっと訪れるであろうその日を目指し更に進んでいきたいとそんな風に思っております。今日ここにたくさん集まってくれたみんなと一緒に思い切り楽しく、思い切り明るく最後まで盛り上がっていきたいと思います。宜しくお願い致します。」と語り、総立ちのオーディエンスの中「ラブ・ストーリーは突然に」から「こころ」まで、ハンドマイクで会場全体を走り抜けた。
リベンジに対しては、相当の思いが積み重なっていたようだ。
「3年前ドームのコンサートをやりました。リハーサルを幕張でやってました。私はそうとう調子にのっておりました。自転車に乗って全くスピードを出す必要もないのに…。皆が危ない危ないと見守る中、調子に乗って思い切りひっくり返りました。ただ痛くて痛くて、あんまり皆に痛いと言うのも悪いと思い、その日はリハーサルを終えました。痛くてこんなんじゃできないなと思って、あちこち行こうと思ってもほとんど歩けないし。スタッフが箱に載せて“大五郎”みたいに押してやりますか?って言うけど、それはないだろう。“延期”とかオレの頭の中にはあったのですが、全くスタッフにはその気配がなく何が何でもやる雰囲気で…。その時、足を引きずりながら、とにかくその日をリベンジするんだと、固く誓っていました。」──小田和正(9月28日MCより)
中盤ではセンターステージで新旧取り混ぜたアコースティックナンバーをメドレーで歌いあげた。
恒例の“ご当地紀行”終了後の後半戦は、「やさしい雨」の歌唱時に天井から銀の雨が振り注ぎ、「YES-NO」で特効の花火が炸裂。会場は一丸となり盛り上がった「キラキラ」ではミラーボールが回る中、フェンス沿いを1周、その後自転車での疾走をみせた。「今日もどこかで」ではオーディエンスと大合唱、ドラマ主題歌となった「さよならは 言わない」「東京の空」の2曲を弾き語り、「是非とも皆で大好き日本をまた元気にしていけたらと思います。皆、頑張りましょう!きっと信じています。それでは「hello hello」です。」と、ラストに「hello hello」をパフォーマンスし本編は終了した。
鳴りやまないアンコールの中、再び登場した小田は「言葉にできない」「YES- YES-YES」など披露。「また、いつかこうしてみんなに会える日を楽しみにしてます。今日はどうもありがとう」と語り、約3時間に及ぶライブは幕を閉じ、28日(水)29日(木)の東京ドーム公演のリベンジは見事果たされた。
写真:菊地英二(2011年9月28日撮影)
<KAZUMASA ODA TOUR2011 どーも どーも その日が来るまで>
5月7日(土)長野BIG HAT
5月8日(日)長野BIG HAT
5月14日(土)サンドーム福井
5月15日(日)サンドーム福井
5月21日(土)愛媛県武道館
5月22日(日)愛媛県武道館
5月28日(土)三重県営サンアリーナ
5月29日(日)三重県営サンアリーナ
6月3日(金)スカイホール豊田
6月4日(土)スカイホール豊田
6月8日(水)横浜文化体育館
6月9日(木)横浜文化体育館
6月14日(火)京都会館第一ホール
6月15日(水)滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
6月18日(土)鹿児島アリーナ
6月19日(日)鹿児島アリーナ
6月25日(土)グランメッセ熊本
6月26日(日)グランメッセ熊本
7月2日(土)沖縄・宜野湾市海浜公園屋外劇場
7月3日(日)沖縄・宜野湾市海浜公園屋外劇場
7月9日(土)広島グリーンアリーナ
7月10日(日)広島グリーンアリーナ
7月16日(土)朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター
7月17日(日)朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター
7月23日(土)さぬき市野外音楽広場テアトロン
7月29日(金)岡山市総合文化体育館
7月30日(土)岡山市総合文化体育館
8月9日(火)国立代々木競技場第一体育館
8月10日(水)国立代々木競技場第一体育館
8月19日(金)神戸ワールド記念ホール
8月20日(土)神戸ワールド記念ホール
8月24日(水)横浜アリーナ
8月25 日(木)横浜アリーナ
9月3日(土)札幌ドーム
9月10日(土)福岡Yahoo!JAPANドーム
9月17日(土)ナゴヤドーム
9月18日(日)ナゴヤドーム
9月24日(土)京セラドーム大阪
9月25日(日)京セラドーム大阪
9月28日(水)東京ドーム
9月29日(木)東京ドーム
10月13日(木)神戸ワールド記念ホール
10月14日(金)神戸ワールド記念ホール
10月18日(火)よこすか芸術劇場
10月21日(金)静岡エコパアリーナ
10月22日(土)静岡エコパアリーナ
10月25日(火)横浜アリーナ
10月26日 (水)横浜アリーナ
[問]札幌ドーム:小田和正札幌公演事務局011-251-3009
[問]福岡Yahoo!JAPANドーム:キョードー西日本092-714-0159
[問]ナゴヤドーム:サンデーフォークプロモーション 052-320-9100
[問]京セラドーム大阪:キョードーインフォメーション 06-7732-8888
[問]東京ドーム:キョードー東京 0570-064-708
◆小田和正オフィシャルサイト
◆小田和正@東京ドーム画像
3年前の2008年11月26日&27日、東京ドーム公演の5日前のゲネプロ中に自転車で転倒し、右足付け根と腰を強打した小田和正は、会場全体に張り巡らされたせっかくの花道を駆け抜ける事ができなかった。大観衆を前に「皆さんと、この花道を用意してくれたスタッフに申し訳なく、とっても残念に思います。次回は目にも止まらぬ早さで走り抜けてみます!」とリベンジを誓っていたわけだが、今回無事に東京ドーム公演を完遂、会場に設置された7つのステージを結ぶ全長約500メートルを駆け抜けた。
自身最大動員の全国25会場48公演(札・東・名・大・福の5大ドーム8公演を含む)、総動員数67万人を超えるこのツアーで、東京ドームでは、大歓声の中「明日」からライブがスタートした。
「3月、誰もが予期していなかった災害がおき、このツアーもほとんど中止になりかけておりましたけど、考え、迷って、やっぱりどうしてもやるべきという風に思い至って、5月“その日が来るまで”とタイトルをかかげてツアーをスタートしました。それからおよそ5ヶ月。ドームツアーに突入し、さらにいくつかの公演もやがて終えていこうとしています、しかしながらその日はまだまだ遠いです。日々被災地の人達を思い、きっと訪れるであろうその日を目指し更に進んでいきたいとそんな風に思っております。今日ここにたくさん集まってくれたみんなと一緒に思い切り楽しく、思い切り明るく最後まで盛り上がっていきたいと思います。宜しくお願い致します。」と語り、総立ちのオーディエンスの中「ラブ・ストーリーは突然に」から「こころ」まで、ハンドマイクで会場全体を走り抜けた。
リベンジに対しては、相当の思いが積み重なっていたようだ。
「3年前ドームのコンサートをやりました。リハーサルを幕張でやってました。私はそうとう調子にのっておりました。自転車に乗って全くスピードを出す必要もないのに…。皆が危ない危ないと見守る中、調子に乗って思い切りひっくり返りました。ただ痛くて痛くて、あんまり皆に痛いと言うのも悪いと思い、その日はリハーサルを終えました。痛くてこんなんじゃできないなと思って、あちこち行こうと思ってもほとんど歩けないし。スタッフが箱に載せて“大五郎”みたいに押してやりますか?って言うけど、それはないだろう。“延期”とかオレの頭の中にはあったのですが、全くスタッフにはその気配がなく何が何でもやる雰囲気で…。その時、足を引きずりながら、とにかくその日をリベンジするんだと、固く誓っていました。」──小田和正(9月28日MCより)
中盤ではセンターステージで新旧取り混ぜたアコースティックナンバーをメドレーで歌いあげた。
恒例の“ご当地紀行”終了後の後半戦は、「やさしい雨」の歌唱時に天井から銀の雨が振り注ぎ、「YES-NO」で特効の花火が炸裂。会場は一丸となり盛り上がった「キラキラ」ではミラーボールが回る中、フェンス沿いを1周、その後自転車での疾走をみせた。「今日もどこかで」ではオーディエンスと大合唱、ドラマ主題歌となった「さよならは 言わない」「東京の空」の2曲を弾き語り、「是非とも皆で大好き日本をまた元気にしていけたらと思います。皆、頑張りましょう!きっと信じています。それでは「hello hello」です。」と、ラストに「hello hello」をパフォーマンスし本編は終了した。
鳴りやまないアンコールの中、再び登場した小田は「言葉にできない」「YES- YES-YES」など披露。「また、いつかこうしてみんなに会える日を楽しみにしてます。今日はどうもありがとう」と語り、約3時間に及ぶライブは幕を閉じ、28日(水)29日(木)の東京ドーム公演のリベンジは見事果たされた。
写真:菊地英二(2011年9月28日撮影)
<KAZUMASA ODA TOUR2011 どーも どーも その日が来るまで>
5月7日(土)長野BIG HAT
5月8日(日)長野BIG HAT
5月14日(土)サンドーム福井
5月15日(日)サンドーム福井
5月21日(土)愛媛県武道館
5月22日(日)愛媛県武道館
5月28日(土)三重県営サンアリーナ
5月29日(日)三重県営サンアリーナ
6月3日(金)スカイホール豊田
6月4日(土)スカイホール豊田
6月8日(水)横浜文化体育館
6月9日(木)横浜文化体育館
6月14日(火)京都会館第一ホール
6月15日(水)滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
6月18日(土)鹿児島アリーナ
6月19日(日)鹿児島アリーナ
6月25日(土)グランメッセ熊本
6月26日(日)グランメッセ熊本
7月2日(土)沖縄・宜野湾市海浜公園屋外劇場
7月3日(日)沖縄・宜野湾市海浜公園屋外劇場
7月9日(土)広島グリーンアリーナ
7月10日(日)広島グリーンアリーナ
7月16日(土)朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター
7月17日(日)朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター
7月23日(土)さぬき市野外音楽広場テアトロン
7月29日(金)岡山市総合文化体育館
7月30日(土)岡山市総合文化体育館
8月9日(火)国立代々木競技場第一体育館
8月10日(水)国立代々木競技場第一体育館
8月19日(金)神戸ワールド記念ホール
8月20日(土)神戸ワールド記念ホール
8月24日(水)横浜アリーナ
8月25 日(木)横浜アリーナ
9月3日(土)札幌ドーム
9月10日(土)福岡Yahoo!JAPANドーム
9月17日(土)ナゴヤドーム
9月18日(日)ナゴヤドーム
9月24日(土)京セラドーム大阪
9月25日(日)京セラドーム大阪
9月28日(水)東京ドーム
9月29日(木)東京ドーム
10月13日(木)神戸ワールド記念ホール
10月14日(金)神戸ワールド記念ホール
10月18日(火)よこすか芸術劇場
10月21日(金)静岡エコパアリーナ
10月22日(土)静岡エコパアリーナ
10月25日(火)横浜アリーナ
10月26日 (水)横浜アリーナ
[問]札幌ドーム:小田和正札幌公演事務局011-251-3009
[問]福岡Yahoo!JAPANドーム:キョードー西日本092-714-0159
[問]ナゴヤドーム:サンデーフォークプロモーション 052-320-9100
[問]京セラドーム大阪:キョードーインフォメーション 06-7732-8888
[問]東京ドーム:キョードー東京 0570-064-708
◆小田和正オフィシャルサイト
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