Sonnox製ノイズ除去エフェクト搭載、アナログ音源をデジタル録音&CD作成「Digital Sound Cleaner」

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インターネットは、ハイクオリティサウンドで、録音・ノイズ除去・CD作成・オーディオファイル出力を簡単操作で行えるソフトウェア「Digital Sound Cleaner」を9月21日より発売する。

「Digital Sound Cleaner」は、レコードやカセットテープなどアナログ音源のデジタル録音やノイズ除去、音量や音圧を調整し、高音質で市販の音楽CDレベルのバランスのよい迫力ある音で、音楽CDの作成やオーディオファイルへの保存が手軽に行えるソフトウェア。

注目は、世界中の厳しいレコーディングエンジニアから高い評価を得ているSonnox社製ノイズリダクションエフェクトの搭載。アナログ音源特有のノイズや録音時に録り込むさまざまなノイズを除去することができる。エフェクトは3種類。De-Clickerは、「バチッ、プチプチ」といったレコードのノイズやマイクに強い短い息がかかって発生する「ボコッ」というノイズ、電源のON/OFFやスイッチの切換等によって生ずる「プツッ、ブチッ」という短いパルス波のノイズなどを除去する。De-Noiserは、「サー、シャー」といったテープヒスノイズや、ホワイトノイズなどを除去するもの。De-Buzzerは、商用電源の周波数(50Hz/60Hz)およびその高調波を含む成分からなるノイズ(ハム、バズ)を除去する。

レコードやカセットテープ、ラジオ、MD、DAT、マイクなどさまざまな音源をデジタルサウンドでパソコンに録音できるのだが、オプション機能でより効率よく作業できるのも特徴の1つ。

たとえば、録音自動開始/停止。一定値以上の入力レベルで録音の自動開始や最大10秒前まで遡っての録音開始、一定値未満の入力レベルで録音の一時停止や設定録音時間経過後の録音停止など、大切な音源の録り逃しもなく、録音中も常にパソコンの前で操作に備える必要はない。また、録音したレコードの曲間(無音部)を、指定した入力レベル値で検出し分割可能なのも便利なところ。

音量・音圧・音質調整も充実している。古く状態のよくない音源などもイコライザやマキシマイザで音質や音圧の調整を行い、市販の音楽CDレベルのバランスのよい迫力ある音で蘇らせることが可能。もちろん、カット、コピー、ペーストなどの基本編集や、音量調整、ノーマライズ、フェードイン・アウトなどの編集も行える。

CD作成や編集後のファイルのエクスポート機能も手間なく行えるのもポイント。トラックリストにオーディオファイルを登録、曲ごとに音量や音圧が異なる場合もオートレベル機能で聴きやすいレベルに最適化して、音楽CDの作成や各種オディオファイルへエクスポートできるのだ。さらに、曲ごとにダイナミックレンジとピークレベル値を検出し、最適なレベルに自動補正する機能も搭載。曲により音量差がある、音圧感が足りないなどの問題を簡単に解消できるようになっている。ただし、音楽CD作成には、Microsoft Windows Media Player 11 以降が必要、トラック間の設定やクロスフェードの設定には、Microsoft Windows Media Player 12以降が必要となっている。

このほか、DCオフセットの除去や、タイトル、アーティスト名、著作権情報、オーディオデータの説明などの情報の入力が可能(ファイル形式により入力できる情報は異なる)。対応オーディオファイル形式はWAV(リニアPCM)、MP3、WMA、Sound it File。ビットレゾリューションは8/16/24bit、サンプリングレートは、4/8/11.025/16/22.05/24/32/44.1/48/96/192kHzに対応する。

<動作環境>
OS:Windows 7(64bit,32bit)、Windows Vista(64bit,32bit)、Windows XP(32bit)
CPU:Intel(推奨)および互換プロセッサ/800MHz以上
メモリ:Windows 7 / Vistaの場合は1GB以上・Windows XPの場合は512MB以上
ハードディスク空き容量:25MB以上
その他:ディスプレイ解像度1280×800ドット以上 / High Color(32ビット)以上、使用するフォーマットに対応したオーディオインターフェース

◆Digital Sound Cleaner
価格:8,400円
発売日:2011年9月21日

◆Digital Sound Cleaner 製品詳細ページ
◆インターネット
◆BARKS 楽器チャンネル
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