-異種格闘技対談-Ring【round2】第18回/冠徹弥(THE冠)&ガラ(MERRY)

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-異種格闘対談-Ring【round2】第18回

冠 徹弥(THE冠/Vo)/ ガラ(MERRY/Vo)/逹瑯(ムック/Vo)

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冠:今日、褒め殺されに来たん? 俺(笑)。

逹瑯:(取材現場に到着するなり立ち話で)ちょっと聞いて! 昨日さぁ、いきなり職務質問されてさ。最初は言われるままに素直に従ってたんだけど、なんか“え? それは行き過ぎてませんか?”って思うことされたり“なんでそんな口調なの?”っていうすごい言われ方されてすごく気分悪かったわけ。

冠:(これまた立ったままで)解るわぁ〜(激しく共感)! 何も悪いことしてないのに、なんでそんないきなり怒り口調で攻め立てるの? っていうね。あれ気分悪いもんな。確実に俺の場合、見た目で職務質問しようと思ったやろ(怒)! っていう。だいたいそこが気分悪いわっ!

ガラ:(こちらももちろん立ったまま話し始める)解ります解ります! 俺なんて、痩せてるっていうだけの理由で職務質問されますからね。ホント、失礼な話ですよ!

逹瑯:あはははは(大爆笑)! マジで!? あ、なんかみんなの話聞いてたらちょっと怒りがおさまってきたかも(笑)。

冠:そんな話やったら俺、なんぼでもあるで。あんな、昔な……(止めどなく職務質問をテーマとした会話は続く………)。

逹瑯ガラ:(冠氏の話に夢中になり取材をまったく無視)。

――すみませんが、そろそろ……。

冠:そんでな俺なんか(話に夢中)。

逹瑯:俺もですよ! 俺なんか(話に夢中)。

ガラ:そんなん余裕ですよ、俺だって(話に夢中)。

――シャラップっ! とにかく座って下さい! そんなにその話したいんでしたら後でその話振りますから(笑)!

一同:(爆笑)。

――着席しました(笑)? 始めますよ!

逹瑯:はいはい(笑)。改めまして、よろしくお願いします。今日は冠さんを巻き込んで、ガラを火傷させて帰そうと思ってますんで(笑)。

ガラ:マジ、ホント止めて。

冠:俺も火傷せんように気をつけよ〜。ってか、俺は火傷しようがないけどな、NGワード一個もないから(笑)。

ガラ:7月2日のワンマンを見させてもらったんですけど、MCでもまったくNGワードない感じでお話されてましたもんね(笑)。すごく楽しませて頂きました。サウンドも歌ももちろんですけど、トークも最高に面白かったです。

冠:ガラさん!

ガラ:はい、なんですか(笑)?

冠:ありがとうございます!

ガラ:あははは。いえいえ、ホントに思ったことですから(笑)。

冠:嬉しい○(ハート) ありがとう○(ハート) まぁたしかに俺は、トークに関してはグロイことも平気で言えるし、スベっても平気やからな(笑)。

逹瑯:スベっても後が強いですもんね。動じないし、そっからが強い。そこが面白かったです。スベった後も建て直せる話術があるから強いですよね。あれは真似できないですよ。あと、ハートの強さもありますしね。

冠:そうね、ハートの強さはあるかも(笑)。

逹瑯:しかも、バックのメンバーも猛烈に上手いですしね。すごいですよね。

冠:ちょっと、何これ(嬉しそうな笑み)? 今日、褒め殺されに来たん(笑)? 俺。

――あははは。ところで、みなさん面識はあるんですか?

冠:ちょいちょいですね。

逹瑯:俺は最初、Jealkbの紹介で会わせてもらった感じ。

冠:Jealkbのライヴに一緒に出たり、僕はムックの武道館のライヴにも見に行かせてもらったりしてますね。なので面識はあるんですけど、ガッツリ打ち解けて話すっていう感じではなかったんで、今日はすごく楽しみにしてきたんですよ。

――あんまりガッツリ絡むと事故るんで気をつけて下さいね(笑)。

ガラ:(感情込めて)ほんっとに事故りますからね、気をつけた方がいいです。

逹瑯:大丈夫大丈夫、今日事故るのはガラだけだから(笑)。冠さんは無敵だから。鉄兜かぶってるし。

ガラ:………(冠さんを見つめる)。なんか、不思議っす。隣りに鉄兜かぶった人が座ってると(笑)。ステージでは衣裳の一部として鉄兜かぶられてるからカッコイイんすけど。大丈夫っすか? いま下Tシャツですけど(笑)。

冠:これな(笑)。今日はせっかくやからラフな俺で行こうかなと思って、対談のときはTシャツでええか。と思ったんやけど、やっぱカッコ悪い(笑)? アカンかな(笑)?

ガラ:いや、カッコイイです。けど、暑くないですか? 大丈夫ですか? これ、さっき持たせてもらったらかなり重いですよね。辛くないですか?

冠:心配してくれてありがとう。ガラくんは優しいね(感動)。そうやねん。重いねんこれ(苦笑)。でも、衣裳も着てへんから冠かぶっとかんと誰だか解らへんから(笑)。

逹瑯ガラ:(爆笑)

冠:でも、暑くなって首が辛なってきたら取るから大丈夫やで(笑)。

――ガラくんと冠さんは面識あるんですか?

ガラ:すごい前に1回だけお会いしたことがあるんですよ。

逹瑯:(ガラの発言を食い気味に)THE冠って……

ガラ:ほら。これですよこれ、いっつもこういう感じで食い気味なんですよ、逹瑯は(笑)。

逹瑯:あははは。ちょっと、いまめちゃめちゃ気になったの! いま聞かないと絶対ダメなことだから、これだけ聞いていい?

ガラ:どうぞどうぞ。

逹瑯:THE冠って、バンド名なんですか?

――って、それは人の話を遮ってまで“今聞かないと絶対ダメなこと”なのか(笑)? っていう……。

ガラ:まったく同感です。

冠:あははは。めっちゃ楽しい関係やね、逹瑯さんとガラさんは(笑)。んじゃまず、逹瑯さんの質問に答えさせてもらいますね(笑)。THE冠っていうのはね、バンドではなくソロ・ユニット名って感じですね。つまりは、T.M.Revolutionみたいなもんです(笑)。バック・メンバーはサポート・ミュージシャンっていう。

逹瑯:要するに、冠さんがいたらTHE冠ってことですよね。

冠:ま、まぁ早い話がそうですね(笑)。

――で、ガラくんとの馴れ初めは?

ガラ:黒夢さんのライヴのときですかね、初めて会ったのは。今から3年くらい前の。

冠:もうそんなに経ちますか?

ガラ:はい。でも、それから僕もガッツリと絡ませて頂く機会がなくて。

冠:そうでしたね。これからはガッツリと絡んでいきましょう! ガラさん!

ガラ:あははは。はい(笑)。

逹瑯:冠さんのミュージシャンとしての立ち位置ってどういうところになるんですかね?

冠:“変なヘヴィメタル”なポジションなんじゃないです(笑)?

ガラ:いや、でも本当にすごいなって思いました。僕、正直ヘヴィメタルってそんなに聴かないんですけど、逹瑯にライヴ誘ってもらって冠さんのライヴ見て、生であの音を聴いてガツンときましたからね。すげぇなって。圧倒されました。

冠:いやっ、何これ、また褒め殺し!? 嬉しい(笑)。

逹瑯:ワンマンももちろんなんですけど、イベント・キラーですよね。確実に持っていくタイプというか。

ガラ:そうだね。絶対に対バンしたくないですもん(笑)。

冠:何言ってますの! そんなん言わんと絡んで行きましょうよ! 対バンして行きましょうよっ!

ガラ:いやぁ〜ちょっと(笑)。

逹瑯:あはははは。ムックは、異種格闘技対バンの<えん>っていうライヴを不定期ですけどやっていて。俺、今度そこに冠さん推薦したい。

冠:逹瑯さん! ぜひ!

⇒NEXT INTERVIEW-2

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