テイク・ザット、オリジナル・メンバーの公演に175万人が熱狂
UK最大のボーイズ・グループ、テイク・ザットのこれまでで最大規模となる<Progress Live 2011>ツアーのUK公演が土曜日(7月9日)、終了した。29公演で175万人以上を動員したとみられている。4人でもその人気は不動のものだったが、ロビー・ウィリアムスがリジョインしオリジナル・メンバー5人がそろったことで最強となった。
コンサートは3部に分かれ、まずはゲイリー・バーロウ、マーク・オーエン、ハワード・ドナルド、ジェイソン・オレンジの4人によるパフォーマンスからスタート。2005年に再結成した後リリースされた2枚のアルバム『Beautiful World』『The Circus』からのヒット曲「Rule The World」「Patience」「Shine」、それに英国の国歌ともいえる「God Save The Queen」を披露した。
その後、ロビー・ウィリアムスがソロ・パフォーマンスを展開。「Let Me Entertain You」に始まり、「Rock DJ」「Feel」「Angel」など代表作5曲を彼らしくエネルギッシュにプレイした。
どちらのセットも見ごたえ十分、見所満載だったが、このツアーのハイライト、オーディエンスが待ち望んでいたのがオリジナル・メンバー5人そろってのパフォーマンス。それはショウ後半で思いっきり堪能できた。
ロビー復帰後の最新作『Progress』からの1stシングル「The Flood」を皮切りに、「Back For Good」「Pray」「Never Forget」など1990年代に誕生したNo.1ヒット、それにデビュー・アルバム『Take That And Party』からの「Do What You Like」や「It Only Takes A Minute」といったテイク・ザット初期からのファンにはたまらない思い出の曲が続々と飛び出した。
今回のツアーは、5人そろってのパフォーマンスが最大の見所だったため、2005年のリユニオン後行なわれたツアーに比べるとメンバー1人1人に焦点を当てる場面は少なかったが、ロビーが加わったことでそれまでの2回のツアーではみられなかったメンバーの姿――ユーモラスな面――がフィーチャーされた。
4人でもある意味、完成されていた彼らだが、ロビーの参加によりさらに活力が増し力強いフォームを作り出した。ロビーの持つカリスマ性、起爆剤のような刺激力が改めて実感された。
ロビーはこのツアーの後、ソロ活動を再開すると言い、オーエンもテイク・ザットの今後はどういう形になるかわからないと話している。2005年からスタートしたテイク・ザットのリユニオンの章はこのツアーで一区切りついたのかもしれない。
これから5人が新たな、どんな章の扉を開いてくれるのか楽しみでもある。
セットリスト(7月2日、ウェンブリー公演)は以下の通り。
テイク・ザット(4人)
Rule The World
Greatest Day
Hold Up A Light
God Save The Queen
Patience
Shine
ロビー・ウィリアムス・ソロ
Let Me Entertain You
Rock DJ
Come Undone
Feel
Angels
テイク・ザット(5人)
The Flood
SOS
Underground Machine
Kidz
Pretty Things
Do What You Like/It Only Takes a Minute/Million Love Songs / Babe / Everything Changes
Back For Good
Pray
Love Love
Never Forget
アンコール
Relight My Fire
(ロビー・ウィリアムス "No Regrets" イントロ)
Eight Letters
<Progress Live 2011>はこの後、ヨーロッパに上陸する。
Ako Suzuki, London
◆BARKS洋楽チャンネル
コンサートは3部に分かれ、まずはゲイリー・バーロウ、マーク・オーエン、ハワード・ドナルド、ジェイソン・オレンジの4人によるパフォーマンスからスタート。2005年に再結成した後リリースされた2枚のアルバム『Beautiful World』『The Circus』からのヒット曲「Rule The World」「Patience」「Shine」、それに英国の国歌ともいえる「God Save The Queen」を披露した。
その後、ロビー・ウィリアムスがソロ・パフォーマンスを展開。「Let Me Entertain You」に始まり、「Rock DJ」「Feel」「Angel」など代表作5曲を彼らしくエネルギッシュにプレイした。
どちらのセットも見ごたえ十分、見所満載だったが、このツアーのハイライト、オーディエンスが待ち望んでいたのがオリジナル・メンバー5人そろってのパフォーマンス。それはショウ後半で思いっきり堪能できた。
ロビー復帰後の最新作『Progress』からの1stシングル「The Flood」を皮切りに、「Back For Good」「Pray」「Never Forget」など1990年代に誕生したNo.1ヒット、それにデビュー・アルバム『Take That And Party』からの「Do What You Like」や「It Only Takes A Minute」といったテイク・ザット初期からのファンにはたまらない思い出の曲が続々と飛び出した。
今回のツアーは、5人そろってのパフォーマンスが最大の見所だったため、2005年のリユニオン後行なわれたツアーに比べるとメンバー1人1人に焦点を当てる場面は少なかったが、ロビーが加わったことでそれまでの2回のツアーではみられなかったメンバーの姿――ユーモラスな面――がフィーチャーされた。
4人でもある意味、完成されていた彼らだが、ロビーの参加によりさらに活力が増し力強いフォームを作り出した。ロビーの持つカリスマ性、起爆剤のような刺激力が改めて実感された。
ロビーはこのツアーの後、ソロ活動を再開すると言い、オーエンもテイク・ザットの今後はどういう形になるかわからないと話している。2005年からスタートしたテイク・ザットのリユニオンの章はこのツアーで一区切りついたのかもしれない。
これから5人が新たな、どんな章の扉を開いてくれるのか楽しみでもある。
セットリスト(7月2日、ウェンブリー公演)は以下の通り。
テイク・ザット(4人)
Rule The World
Greatest Day
Hold Up A Light
God Save The Queen
Patience
Shine
ロビー・ウィリアムス・ソロ
Let Me Entertain You
Rock DJ
Come Undone
Feel
Angels
テイク・ザット(5人)
The Flood
SOS
Underground Machine
Kidz
Pretty Things
Do What You Like/It Only Takes a Minute/Million Love Songs / Babe / Everything Changes
Back For Good
Pray
Love Love
Never Forget
アンコール
Relight My Fire
(ロビー・ウィリアムス "No Regrets" イントロ)
Eight Letters
<Progress Live 2011>はこの後、ヨーロッパに上陸する。
Ako Suzuki, London
◆BARKS洋楽チャンネル