全米コンサートツアー<glee live 2011>に、LA熱狂

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全世界で一大ムーブメントを巻き起こしている人気海外ドラマ『glee/グリー』が、迫力のライヴエンターテーメントを披露している。番組に登場する生徒役キャストが総出演する全米コンサートツアー<glee live 2011>が開催されているのだ。

◆<glee live 2011>画像

<glee live 2011>のロサンゼルス公演は5月28日(土)に行われた。LA公演の会場となったのはグラミー賞授賞式でも知られるステイプルズ・センターだ。当日昼・夜と2回に分けて行われた公演の全4万人分のチケットはもちろん完売。2011年のスーパーボウルにて名誉あるオープニング独唱を務めたリア・ミッチェル(レイチェル役)から、ドラマ初出演にしてゴールデングローブ最優秀助演男優賞受賞を獲得したクリス・コルファー(カート役)まで、今やトップスターに成長したグリー・キャストが迫力のライヴエンターテーメントを展開させた。

公演はシーズン1のテーマ曲「ドント・ストップ・ビリーヴィン」(ジャーニー)で華やかに幕を開ける。続いて「シング」(マイ・ケミカル・ロマンス)をはじめとしたアップテンポ・ナンバーを立て続けに披露、さらにブリトニー・スピアーズ特集で話題となったヘザー・モリス(ブリタニー役)が「アイム・ア・スレイヴ・フォー・ユー」(ブリトニー・スピアーズ)で見事なダンスを披露、また「ファット・ボトムド・ガールズ」(クイーン)ではコリー・モンティース(フィン役)が自らドラムを担当するイケメンバンドと歌唱力抜群のアンバー・ライリー(メルセデス役)が共演。そしてブロードウェイ出身のリア・ミッシェルがいよいよ登場、実力派の名にふさわしい見事なソロを披露…とライヴはテンポよく進んでいく。

日本でも人気の高いクリス・コルファー(カート役)は先日発表された米タイム誌「最も影響力のある100人」に選ばれただけあって、その愛くるしさは公演でもひときわ目立っていた。あの「シングル・レディーズ」(ビヨンセ)ではセクシーダンサーを従えてタイツ姿でコミカルなパフォーマンスを披露した。

公演のハイライトのひとつだったのが、シーズン2から登場したライバル校のグリー部「ダルトン・アカデミー・ウォーブラーズ」。「ティーンエイジ・ドリーム」(ケイティ・ペリー)で、ダレン・クリス(ブレイン役)を中心に15名の男子たちが赤いアクセントが特徴的なネイビージャケットの制服姿で登場すると、熱狂が絶叫に変わるかのように観客のテンションもさらにヒートアップ。その人気の凄さを見せつけた。

「ボーン・ディス・ウェイ」(レディー・ガガ)といった全米最新ヒットから誰もが口ずさめる懐かしの名曲まで、グリー・キャストは約1時間半にわたって全25曲を披露。10~20代の女性を中心に、小学生から初老の夫婦まで、グリー・ファン層の広さは特筆すべきものがあった。子供連れの家族も「子どもに付き添ってきた」というより、大人も一緒に楽しんでいる姿が印象的で、新世代エンターテイメント「グリー」の魅力を再認識する一夜となった。

photo by TM & (c) 2011 Twentieth Century Fox. All rights reserved.

glee/グリー
シーズン2登場楽曲:デジタル配信中

glee/グリー踊る♪合唱部!?
2011年1月1日発売
SICP-2984 <シーズン1> Volume 1 ¥2,100(税込)
SICP-2985 <シーズン1> Volume 2 ¥2,310(税込)
SICP-2986 <シーズン1> Volume 3 ショウストッパーズ ¥2,310(税込)
SICP-2987 <シーズン1> ザ・パワー・オブ・マドンナ ¥1,575(税込)
SICP-2988 <シーズン1> ジャーニー・トゥ・リージョナルズ ¥1,575(税込)

◆グリー・オフィシャルサイト
◆BARKS洋楽チャンネル
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